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場所や時間にとらわれない、柔軟な働き方『スマートワーク』を実現するのに、いま利用中のノートパソコンは"最適"と言えるでしょうか? 本コラムでは、あらゆる場所で業務を行うモバイルワーカーの新しくて頼もしい味方、「LTE対応パソコン」のメリットを紹介していきます。
総務省『平成29年通信利用動向調査』(2018) によれば、テレワーク導入済みの企業のうち、在宅勤務 (自宅での業務) は29.9%、サテライトオフィス勤務 (企業が整備した専用拠点や支店、共用オフィス利用での業務) は12.1%。そしてモバイルワーク (営業活動など、外出先での業務) は56.4%にも上ります。
世界規模のビッグイベントが続く日本では、総務省、内閣府などと東京都および関係団体が連携し、2017年より『テレワーク・デイズ』の実施など、その動きはますます加速しつつあります。また、業務効率向上、災害時の事業継続 (BCP)、経費削減効果に加えて、労働人口減少という社会課題先進国である日本では、女性活躍推進や若く優秀な人材確保の観点からも、柔軟な働き方『スマートワーク』が求められているのです。
スマートフォンの保有率が6割を超え、ビジネスでもタブレットなどスマートデバイス利用も加速する中でも、ノートパソコン利用が欠かせません。メールやメッセンジャーアプリの確認と返答にはスマートフォンでも十分ですが、見積書や提案書などの文書作成では、やはりノートパソコンが安心です。しかし、皆さんが今利用中のノートパソコンは、外出先でも満足に使えているでしょうか。スマートフォンは常につながり、取り出せばすぐに使えるのに、ノートパソコンはモバイルWi-Fiルーターやドングル (注1)、スマートフォンのテザリング (注2)、という『Wi-Fi接続のためのひと手間』がかかります。移動が多い営業職などのモバイルワーカーは、このひと手間の積み重ねで、タイムリーなビジネス機会を逃すリスクを抱えているのです。
au ICカード (SIMカード) 搭載の「LTE対応パソコン」は、4G LTE常時接続でWi-Fiの接続や設定は不要です。パソコンを取り出してディスプレイを開けば、すぐにインターネットにアクセスして作業ができます。モバイルWi-Fiルーターやドングルが不要なため、持ち運ぶのはパソコン1台だけ。持ち物が煩雑にならず、紛失のリスクも大きく減少します。その快適な操作感は、まさにスマートフォン感覚で"スグに使える"。一度使うともう元には戻りたくなくなる、スマートワーク時代の全く新しいノートパソコンです。
4G LTEで常時接続なので、パソコンを起動してすぐにネットワークへアクセスし作業が開始できます。モバイルルーターやスマートフォンのテザリングは接続のたびに手間がかかり、うまく接続できず時間がかかることもあります。そういったこれまでのWi-Fi接続の煩わしさを解消することで、打ち合わせの間や移動中など、ちょっとしたスキマ時間も有効活用でき、生産性が大きく向上します。
モバイルWi-Fiルーターや充電ケーブル、ドングルなどが不要となり、持ち運ぶのは薄型、軽量のパソコンのみとなります。カバンも軽くなって持ち物の管理がラクになることは、モバイルワーカーにとって大きなメリットです。また、「LTE対応パソコン」だけでネットワークへ接続できるため、いざというときにモバイルWi-Fiルーターやスマートフォンの充電切れでつながらない、といった心配もありません。
悪質なハッカーがパソコンに侵入する手段として、偽の無料Wi-Fiスポットを立ち上げ、接続してきたデバイスのIDやパスワードなどの情報を抜き取る、という手口が懸念されます。KDDIが提供する4G LTE回線は、無料Wi-Fiスポット利用に比べて圧倒的に信頼性が高く、安全、安定した通信が行えるのと同時に、セキュリティリスクを回避できます。
社外に持ち出すデバイスの数が減ることは、当然、企業側のデバイス管理工数の削減にもつながります。また、常時接続のメリットを活かし、万が一盗難・紛失されてしまった場合でも、遠隔でのデータ消去やロックなどが可能です。
モデルにもよりますが、各メーカーの最新機種だけあって、モバイルワークに最適な、新たな機能が数多く搭載されています。複数名でのウェブ会議時に有効な高性能なカメラとノイズキャンセリング マイクやスピーカー、顔認証や高度なセキュリティなど。効率化と安全性を高めた機種搭載モデルが、豊富にラインアップされています。
KDDIでは、企業のLTEパソコンの導入にあわせて、さまざまなサービスを提供しています。
いまや業務に欠かせない Microsoft 365 をはじめとして、Cisco Webex (ウェブ会議)、LINE WORKS (ビジネスチャット)。そして、社外で安全にモバイルデバイスを使用するための管理ソリューション「KDDI EMM powered by VMware Workspace ONE (TM)」など、クラウドサービスの同時提供が可能です。
さまざまな通信デバイス、ネットワーク環境からつながる利便性の高いリモートアクセス「FRE: KDDI Flex Remote Access」。許可されている端末とau ICカードの組み合わせからだけの通信を許可する「CPA: Closed Packet Access」により、さらにセキュアな社内アクセスを提供します (別途、KDDI VPNサービスのご契約が必要です)。
KDDIでは、KDDIリモートアクセスサービス (FREやCPA) の動作検証を行った主要メーカーの「LTE対応パソコン」を用意。9メーカー53モデル (2019年7月現在) の幅広いラインアップの中から、ローエンドからハイエンドまで、利用シーンや機能、価格などニーズにマッチするパソコンを選択できます。
SIMカードからパソコンの手配、セキュア通信サービスまで、まとめてKDDIにおまかせください。
次回以降は、ユーザーの利便性とセキュリティ、メーカーの開発意図や搭載機能について、詳しく解説していきます。