このページはJavaScriptを使用しています。JavaScriptを有効にして、または対応ブラウザでご覧下さい。

閉じる
  • be CONNECTED.
    be CONNECTED.

    変化し続けるビジネスシーンを見据え、さまざまな特集を通して、ヒントをお届けします。

  • Smart Work
    Smart Work

    ニューノーマル時代における働く人が中心の働き方の実現へ

  • 資料一覧
    資料一覧

    KDDIサービスの各種パンフレットをダウンロードできます。

  • 導入事例から探す
    導入事例

    お客さまの課題をKDDIのソリューションを用いて解決した事例のご紹介です。

閉じる
  • 障害・メンテナンス情報

    KDDIは、お客さまにご不便をおかけするような通信・回線状況が発生した場合、本ページでお知らせします。

  • ご請求に関するお手続き

    お支払い方法の変更や請求書の再発行方法、その他ご請求に関する便利なサービスなどをご案内します。インボイス制度対応についてはこちらからご確認ください。

  • よくあるご質問

    よくあるご質問についてお答えいたしております。お問い合わせの際には、まずこちらをご覧ください。

  • サービス利用中のお客さま用
    お問い合わせフォーム

    サービスご利用中のお客さまへ、フォームでのお問い合わせをご案内します。電話でのお問い合わせ先は、各サービス別サポート情報からご確認ください。

閉じる
閉じる
閉じる

現場の管理、記録写真の整理、施主への報告…
スマートフォンを活用して負担を軽減

建設業界では、工事の記録とその報告が非常に重要です。工事の進捗管理・記録写真の撮影と保存・管理、施主への報告など書類の作成と管理に多くの時間が割かれてしまうのが現実です。それが現場で働く現場監督、従業員の大きな負担となっていますが、実はスマートフォンを活用することで効率化できるのです。

スマートフォン『全社活用』のススメ 建設業編 Vol.1 現場の管理、記録写真の整理、施主への報告… スマートフォンを活用して負担を軽減

目次

人手不足の建設業界、経営者にとっては効率化が悩みのタネ?

建設業界は今安定した市場と言われています。バブル期には建設投資が84兆円となっていましたが、2010年にはその約半分にまで減少しました。ところが、その後は安定した市場の動きを見せ、2019年には約63兆円と安定的な成長傾向となっています。
一方、実際の建設現場では、少子高齢化の影響もあり人手不足の状況が続いています。そこで働きやすい職場環境を実現し優秀な人材を確保するために、生産性の向上・現場の効率化に取り組む企業が増えています。しかし、職場環境改善に必要なIT化に至っていないケースも多いようです。その理由として下図のように『ITに詳しい人材がいない』『費用対効果が分からない』『コスト負担が大きい』などが多数を占めています (注)。確かに専門知識を持った人材を確保する必要はあります。しかしそれ以上に『活用方法が分からない』という点が、IT化に踏み切れない理由ではないでしょうか。

  • 注)中小企業庁委託『中小企業の成長と投資行動に関するアンケート調査』(2015年12月 株式会社帝国データバンク) より

IT投資未実施企業のIT投資を行わない理由

施工記録、施主への報告書、現場写真の管理・保管…とにかく多い書類仕事

40年以上建設業を営んでいるA社。従業員数は40名で、社員のほとんどを現場監督が占めています。
今A社の社長の悩みは、社員の労働時間の長さです。毎日、現場での業務のあと帰社し、事務作業を行っています。日報や施工記録、施主への報告書などの書類作成や、その日撮影した記録写真をデジタルカメラからパソコンに保存しています。そのため残業が常態化されていました。
50代、60代の従業員も増えており、人手不足の観点からも長く活躍してもらいたいと、経営陣は考えています。そのためにはワークスタイル変革への取り組み、労働時間の抑制なども欠かせないものだと感じています。

実際、現場事務所にパソコンはあるものの、事務所でゆっくり書類作成する時間が少ないこと、ノートパソコンなどは埃や水の危険がある現場には持ち込みたくないことから、どうしても書類作成は本社に戻って対応することが多いとのことでした。ただ、ほとんどの書類はフォーマット化されており、作成自体は難しいわけではないため何かしらのデバイスさえあれば隙間時間に対応可能との声も聞こえてきました。

スマートフォンで報告書作成、写真も共有。隙間時間の活用で効率化を実現

そこでA社は社員全員に、現場で使うことを想定した防塵・防水機能のスマートフォンを支給しました。本社では施工記録、日報、経費精算書などの日常的に使用する書類をスマートフォンでの作業に最適なテンプレート化を実施しました。現場での写真撮影はデジタルカメラを使用していましたが、スマートフォンに変更したことで撮影後にすぐに本社と共有されます。本社では担当者が不在でも、別の社員が共有された写真を管理できます。スマートフォン導入により場所に捉われることなく書類作成の手間が大きく削減され、総残業時間はスマートフォン導入以前の半分以下の改善が見られました。

さらに、過去の施工写真や図面をスマートフォンで確認できるようになったため、現場での判断に遅れやミスが減るようになりました。作業員からも「確認待ちの時間が減って、効率がよくなった」という声が聞かれます。

次回は、毎日多くの人が出入りする建設現場での情報共有についてご紹介します。

詳しい内容の資料を無料でダウンロードできます

スマートフォン『全社活用』のススメ<建設業編>

社内決済に使える。市場背景から活用メリット・事例までまとめてダウンロード!


ピックアップ