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実証実験から見えてきた自治体のリサイクル資源回収の未来のカタチ
IoT × ”リサイクル” × KDDI

実証実験から見えてきた自治体のリサイクル資源回収の未来のカタチ

東京都千代田区 様 / 株式会社リーテム 様

使用済み小型家電の回収プロジェクトがスタートしリサイクルの意識が高まる

千代田区では以前より、使用済小型家電回収ボックスを、区内公共施設18箇所設置して回収業務を行っていました。その資源化業務全般を請け負っていたのがリサイクル業を行う株式会社リーテムリサイクル意識が高まる中、東京オリンピック・パラリンピック授与されるメダルを、回収されたリサイクル資源から作る「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」もスタートし、さまざまなメディアにて紹介され、使用済小型家電回収量が増えることが予想されていました。

  • ※「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」は2019年3月31日で終了していますが、使用済小型家電回収継続しています。

抱えていた課題

  1. 回収量の増加に伴う管理業務の負担増
  2. 非効率な回収業務の改善

回収ボックス投函される小型家電の量は、設置場所 (各公共施設) 担当者兼務確認しており作業負担となっていました。

また回収担当者にとっても、設置場所によって回収量にばらつきがあり、回収に行くと回収ボックスからあふれていたり、逆に回収に行ってみたものの少量だったりと回収業務効率性について課題を抱えていました。

そこで効率的回収業務実現目指して、回収ボックスへのIoT導入検討が始まりました。


導入を決定したポイント

回収ボックスの下に置くだけで設置が簡単、しきい値を設定してアラートを通知可能

回収ボックスのIoT化には、超音波センサー赤外線センサーなどさまざまな手法検討テーブルに上がりましたが、結果的重量センサー利用した「KDDI IoTクラウド ~マットセンサー~」での実証実験決定しました。マットセンサー回収ボックスの下に敷くだけで設置簡単で、身近通信回線を使えることも決め手となりました。
各回収ボックスからリアルタイムで送られてくる情報は、管理画面からすべての状態確認できます。一定重量に達したらアラート通知するように設定でき、効率のよい回収作業ができることが確認できました。


期待している効果

公共施設以外での回収ボックス設置にも期待
他のリサイクル資源の回収にも活用できそう

「この技術活用して、駅やコンビニなど公共施設以外回収ボックス設置可能性検討できる」と千代田区安田氏
今回実験を生かして、他の自治体への提案普及を進めていきたい」とリーテム山崎氏
実証実験開始直後から、他のリサイクル資源回収一般ごみ回収への活用アイデア数多く出てきたというエピソードからも、この実証実験自治体回収業者双方満足のいく結果となったようです。

設置および運用面負荷が少なく、導入しやすい仕組みであることからも、今回実証試験は、各種ごみ回収未来にとって、結果以上に実りのあるものになるかもしれません。

構成イメージ

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導入サービス

「KDDI IoTクラウド~マットセンサー~」
※ 2024年3月をもって、サービス提供を終了いたしました。