2017 6/5

Cisco Spark with KDDI

フルクラウドの波は“音声”にも到来!?

企業システムにおけるクラウド化

Amazonが提供しているAWSや、Microsoftの提供しているMicrosoft Azureといったクラウドサービスを企業システムに活用する動きというのは近年活発化しており、日本国内においても多くの企業にて採用されています。2020年までに、クラウドサービスへの投資額の支出構成比が10%(2015年)→35%(2020年)へと増えるという市場予測も出ており、このクラウド化は続くことが予想されています。

企業システムにおいて注目を集めているクラウド化ですが、実は企業のシステムだけではなく、企業の音声環境にもその波が訪れています。従来の企業の音声環境では、企業内にPBX(宅内交換機)を設置するオンプレミス型が主流でしたが、PBX機能をクラウド上で実装し、一部通信機器を企業宅内に設置するハイブリット型が近年注目されつつあります。

しかし、ハイブリット型では、回線敷設や宅内機器設置が必要となり、結局企業が設備管理を行わなければなりません。このため、納期が掛かってしまったり、管理の手間が減らなかったりと、大規模な運用コスト削減が期待できず、ハイブリット型に移行しないお客様も多いです。その様な状況のため、音声環境のクラウド化には、今まで利用していた電話番号がそのまま使えるフルクラウド型(電話回線や宅内通信機器不要)の実現が望まれています。

音声のフルクラウド化に向けて

KDDIとシスコシステムズ合同会社は協業し、音声環境をフルクラウドで利用できるサービス「Cisco Spark with KDDI」のコーリング機能を提供予定です。このサービスの提供により、今まで課題となっていた電話回線や宅内通信機器の管理も不要となり、クラウド化による恩恵を余すことなく受けることが可能となります。

「Cisco Spark with KDDI」のコーリング機能による音声環境フルクラウド化のメリット

  • スマホだけで0ABJ番号発着信やPBX機能が利用できる
  • 今まで利用していた固定電話番号も番号ポータビリティで利用できる
  • 短期間で音声環境構築ができ、サービス利用開始までの時間が短い
  • 発着信の設定変更/番号追加が簡単にできる
  • 運用管理にかかるコストを削減できる
  • ※「コーリング機能」は今後サービス追加予定となります。

また、「Cisco Spark with KDDI」のミーティング機能(ビデオ会議)については7月3日より受付開始、7月24日より提供開始となります。このサービスでは、パソコンやスマートフォン等の様々なデバイスから高品質なビデオ会議を簡単にスタートでき、会議に関わる無駄な時間を削減することができます。さらに、Cisco Spark Boardをはじめとする会議デバイスの利用も簡単にできますので、より臨場感のある会議の実現もできます。

今回は簡単に企業の設備に関するクラウド化から、それを実現するKDDIの「Cisco Spark with KDDI」ついてお話をさせていただきました。日々の業務において、電話は切っても切り離せません。この機会に是非一度、新しい音声環境(音声環境クラウド化)についてご検討いただければ幸いです。

KDDI株式会社
ソリューション事業本部/ソリューション事業企画本部/ネットワークサービス企画部

大森 智裕

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