現実世界と仮想世界を融合することで、現実にはないものを知覚できる技術の総称です。主に次の3つの技術が実用化されています。
● VR (仮想現実)
「Virtual Reality」の略で、仮想世界を現実のように体験できる技術。CGや360度カメラによって作成された全方位の映像を、専用のヘッドマウントディスプレイを装着して体験する。どの方向に目を向けても仮想空間を楽しむことができます。
● AR (拡張現実)
「Augmented Reality」の略で、現実世界に仮想世界を重ね合わせて体験できる技術。VRと違って現実世界の映像があり、その上に仮想世界の情報が重ねられる形となります。
● MR (複合現実)
「Mixed Reality」の略で、現実世界と仮想世界を融合させる技術。ARと似た概念ですが、3Dや立体映像を用いるなど、MRでは現実世界と仮想世界をより密接に“複合”していきます。