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法人トピックス

「Starlink Business」と太陽光発電を活用した公衆Wi-Fiを大島町「裏砂漠」で提供 ~電源のない圏外エリアの観光地・避難所で連絡手段を確保~

  • KDDI株式会社

KDDIは2026年3月31日、東京都大島町 (伊豆大島) の裏砂漠入口駐車場に、衛星ブロードバンド「Starlink Business」と太陽光発電システムを組み合わせたOpenRoaming対応公衆Wi-Fi (以下、本公衆Wi-Fi) を構築 (以下、本取り組み) しました。本公衆Wi-Fiは2026年4月1日から提供しており、来訪者は通信キャリアを問わず、無料でご利用いただけます。

本公衆Wi-Fiは、電力網が未整備の場所においても、太陽光発電によるエネルギー自給を実現し、安定した通信環境を提供します。これにより、来訪者の利便性向上や、避難時の重要な連絡手段を確保します。

<裏砂漠駐車場に整備された公衆Wi-Fi設備 (太陽光パネルと蓄電池)>
<裏砂漠>

背景

  • 伊豆大島にある「裏砂漠」は、その独特な景観から人気の観光地ですが、入口駐車場エリア (東京都大島町泉津字ゴゼ川) は電力網や光ファイバー網が未整備で、モバイル通信が圏外の地域でした。そのため、来訪者の利便性向上や、災害発生時の情報伝達に課題がありました。
  • 同駐車場には三原山噴火時の退避壕が設置されていますが、通信手段がなく、その機能が十分に果たせない状況でした。実際に2024年5月には大規模な林野火災が夜間に発生し、圏外エリアであったため、消火活動や状況確認の連携に時間を要しました。

本公衆Wi-Fiの特長

  1.  衛星通信によるエリア構築:「Starlink Business」を利用し、光ファイバーなどの有線ネットワークが届かない場所でも高速なWi-Fi環境を構築します。

  2.  電源の自給自足:太陽光パネルと蓄電池を設置し、商用電源がない場所でも「Starlink Business」とWi-Fi機器を安定稼働させます。

  3. オープンな接続性:Wi-Fiは「TOKYO FREE Wi-Fi」として整備され、通信キャリアを問わず、どなたでも無料で利用可能です。

本取り組みにおける各社の役割

会社名 役割
KDDI株式会社 プロジェクトマネジメント、「Starlink Business」の提供
京セラコミュニケーションシステム株式会社 太陽光パネルおよび関連機器の調達・工事
株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス OpenRoaming対応Wi-Fiの手配

参考

Wi-Fi 接続方法は以下の東京都大島町公式サイトをご参照ください。

  • ※ 外部サイトへ遷移します。

※この記事に記載された情報は、掲載日時点のものです。商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。