KDDIの欧州現地法人であるTelehouse Deutschland GmbH (以下、Telehouseドイツ) は2026年6月24日、ドイツ・フランクフルト拠点において6棟目となるデータセンター「Building N」(以下、本データセンター) を開業しました。本データセンターは、AI活用などを背景に高まる欧州でのデータセンター需要に対応するものです。
Telehouseドイツは、2023年10月までにフランクフルト拠点に5棟のデータセンターを開業しており、いずれも高い稼働率のもと運用してきました。本データセンターの開業により、データセンターの総電力容量を5.4メガワット拡張しました。
本データセンターを通じ、コンテンツプロバイダーやクラウド事業者、通信事業者、AI事業者をはじめとするお客さまのネットワークエコシステムの拡充およびコネクティビティを向上させ、新たなビジネス機会の創出に貢献します。
環境配慮の取り組みとして、本データセンターは電力使用効率の指標であるPUE (Power Usage Effectiveness) 1.25 (注1) を実現しています。また、再生可能エネルギー由来の電力を100%利用しており、施設全体で発生する廃熱を隣接する住宅地区の地域暖房に活用して、従来のガス暖房比でCO2排出量を削減していきます。
なお、KDDIグループは2026年3月に国内外すべてのデータセンターで使用電力の再エネ100%化を達成しています (注2) 。
さらに、本データセンターでは、生成AIやAI推論の背景に拡大する高密度コンピューティング需要への対応を見据え、液冷技術を含む次世代冷却技術の検討を進めていきます。また、今後の拡張に必要な電力供給と用地を確保していることから、電力確保が難しくなっているフランクフルト市場においても継続的な設備拡張が可能です。2030年までに同キャンパス内において、新たなデータセンターの開業を計画しています。
KDDIグループは、日本国内におけるAIデータセンターの整備と、海外におけるコネクティビティデータセンターの展開を両輪としたインフラ基盤強化を推進しています。AI処理基盤とグローバルなネットワーク接続を一体的に提供し、拡大するAI・トラフィック需要への対応力を強化していきます。さらに今後、パリ・ロンドン・バンコクなど世界各地の主要拠点においても順次拡張を進め、グローバルなデータセンター基盤の一層の拡大を図ってまいります。
| 所在地 | ドイツ・フランクフルト |
|---|---|
| 建物規模 | 地上4階 |
| 敷地面積 | 2,165㎡ (平方メートル) |
| 延床面積 | 9,300㎡ (平方メートル) |
| 電力容量 | 5.4MW (メガワット) |
| PUE | 1.25 |
| 冷却方式 | 空冷 |
KDDI 法人営業担当者または法人お客さまセンターまでお問い合わせください。
Telehouse(外部サイトへ遷移します) はKDDIが世界10カ国以上、45拠点以上で展開するデータセンターです。通信事業者やクラウド事業者など、合計3,000社を超える企業のITインフラを支える世界有数のデータセンターであり、コネクティビティにおいて、世界最大のロンドン拠点を有しています。
また、フランス国内最大のパリ拠点、カナダ国内最大のトロント拠点およびタイ国内最大のバンコク拠点も展開し、欧州・北米・アジアをカバーするTelehouseは、コネクティビティに優れたデータセンターブランドとして広く知られています。
さらに近年では、AI対応のインフラ整備を進め、特に推論AIの需要に応える高性能な電力・冷却・接続環境を備えたデータセンターの提供にも注力しています。
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