KDDI株式会社 (以下 KDDI) 、公益財団法人原子力安全技術センター (以下 原子力安全技術センター) 、原子力規制庁は、2026年8月20日から、原子力災害時における放射線モニタリング体制のさらなる強靭化を目的とした共同実証実験 (以下 本実証) を実施します。
本実証では、酷暑下や低温下の寒冷地といった過酷な環境を想定した状況下において、防水・防塵・耐衝撃に耐泥水を有し、過酷な使用条件にも耐えるKDDIが提供するスマートフォン「TORQUE(R) 」シリーズを放射線測定器 (以下 サーベイメータ) と連携させます。放射線測定データを原子力規制庁が運用する「放射線モニタリングプラットフォーム (RAMP) (注1) 」に安定的に伝送し、「放射線モニタリング情報共有・公表システム(RAMIS) (注2) 」で表示できるかを確認します。
あわせて、災害時の通信障害を想定し、衛星とスマートフォンの直接通信サービス「au Starlink Direct」を活用した通信の冗長化が可能かを確認します。
3者は、本実証で得られた知見をもとに、災害時にも途切れることのない、より強靭な放射線モニタリングシステムの実現を目指します。将来的には、安価で設置が容易な放射線を測定する小型の可搬型モニタリングポストの配備を推進し、日本の原子力防災体制のさらなる向上に貢献していきます。
| 第1回 (耐熱実験) | 2026年8月20日~8月27日 (予定) 酷暑下を想定した耐熱試験や、降雨を想定した耐水試験を実施。 |
|---|---|
| 第2回 (耐寒実験) | 2026年12月 (予定) 降雪や低温下の環境を想定した耐寒試験を実施。 |
| 担当 | 役割 |
|---|---|
| KDDI | 通信ネットワーク、本実証用スマートフォンの提供、通信技術に関する技術支援、RAMPにおけるネットワークの提供事業者としてデータ伝送の技術支援および運用保守 |
| 原子力安全技術センター | アプリケーション開発 (MONIFIT-S) 、関連機器連携・設定全般、放射線測定データ測定 |
| 原子力規制庁 | 本実証の全体計画の策定・評価 |
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