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シチズン時計株式会社

シチズン時計株式会社

概要:

VUCA (注) 時代の新規事業創出へ、アジャイル開発に挑戦。
ユーザーの求める“価値”の作り方が学べた。

注) Volatility (変動性)・Uncertainty (不確実性)・Complexity (複雑性)・Ambiguity (曖昧性) の頭文字を取った造語で、将来の予測が困難で、不確実な状態であることの意味。

社名
シチズン時計株式会社
所在地
東京都西東京市田無町6-1-12
業 種
製造
従業員規模
1,001名以上
掲載日
2024年04月

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お客さまインタビュー

事例概要

課題と解決策

課題

社内で打ち出した新規事業のアイデアを、ユーザー視点で検証する必要があった

解決策

KDDI DIGITAL GATEのリーンスタートアップで試作・検証を繰り返し、ユーザーの求める価値を明らかに

課題

新規事業の第一歩として商用アプリ開発を成功させたかった

解決策

KDDIアジャイル開発センター株式会社のエンジニアもチームに参加しアジャイル開発を伴走

課題

アジャイル開発を社内に定着させるための人材育成と体制構築が求められた

解決策

アプリ開発の成功体験を通してマインドセット、スキルセットの向上を実現


採用の理由と経緯

サービスデザインとアジャイル開発の豊富な実績と、
伴走型の支援体制を評価した

時計事業で培った『小型化』『精密加工』『低消費電力』の技術を生かし、工作機械デバイス健康機器などの事業展開するシチズン時計様。将来環境変化に備えて、長期ビジョン『シチズングループビジョン2030』を策定するとともに、新規事業創出へ向けた『デジタルヘルスケアプロジェクト』を始動不確実性時代のなか、真にユーザーの求める価値提供するため、KDDI DIGITAL GATE (以下、KDG) とKDDIアジャイル開発センター株式会社 (以下、KAG) の支援を受け、デザイン思考アジャイル開発挑戦した。

『Health Scan』サービスイメージ画像
新スマホアプリ『Health Scan』が連動する健康機器
KDDIとのミーティングの様子

KDDIに伴走依頼した理由について経営企画部 室次長の古屋様は「以前から、アジャイル開発のための人材教育に関してKDDIのサポートを受けており、実際開発プロジェクトでの伴走提案されていました。KDDIはサービスデザインアジャイル開発豊富実績実践的スキルがあることはもちろん、当社に対して熱意ある伴走サポート提案し、アプリ開発だけでなく、その後のグロース見据えてワンストップ支援してくれる体制魅力を感じたため、パートナーとして選定しました」と経緯を話す。

導入後の効果

試作・検証・議論を繰り返し、目指すべきゴールが明確になった

ヘルスケア領域での新規事業開発目指挑戦は、健康機器開発長年実績を重ねるシチズン・システムズ ヘルスケア事業部様シチズン時計様によるグループ横断プロジェクトとしてスタート。KDDIにプロジェクト伴走依頼したのは、社内事業コンセプトを打ち出し、サービスデザインフェーズに入る段階でのことだった。

篠﨑様は「私たちのアイデア本当ユーザー価値提供できるものなのか、KDGの支援を受けて、プロトタイプを作り、ユーザー体験してもらい、検証改善を繰り返しました。ユーザー反応が悪ければ1からやり直しです。本当出口があるのか不安に陥ることもありました」と振り返る。

川田様は「そんななかで、KDDIのファシリテーターがさまざまなフレームワークワークショップを通してチームを導いてくれました。生みの苦しみはありましたが、熱い議論を戦わせる中で、目指すべきユーザー価値サービスは“これだ ! ”と、みんなが自信をもって言えるものにたどり着いたのは大きな成果でした」と話す。

篠﨑様、川田様、古屋様の写真
経営企画部 室次長 古屋 隆善 様 (右)
経営企画部 担当室長 篠﨑 健一郎 様 (左)
経営企画部 川田 高弘 様 (中)

アプリ開発を通してスクラムの効果を実感。
チームの成長につながった

目指すべき新規事業の形が明確になると、その実現へ向けた第一歩として商用アプリケーション開発スタート。KAGのスクラムマスターエンジニアチームを組み、支援を受けながらアジャイル開発挑戦した。

黒川様は「初めてのことだったので不安の中でのスタートでしたが、スクラムマスター心理的安全性重視したチームづくりをしてくれたのが印象的でした。自由意見を言い合える雰囲気のなかで、課題解決方法議論することは自分成長につながりますし、自信をもって開発できました」と言う。

浅原様は「スクラムの5つの価値基準である、確約勇気尊敬公開集中がすべて揃った、お手本のようなスクラムチーム体験させてもらいました。とくに、尊敬大事ですね。短期間スプリントを回していくのでスピード感が求められますが、よい雰囲気の中で、やるべきことも明確なため、自分でも驚くくらい開発集中できました」と振り返る。

黒川様、坂井様、浅原様の写真
時計開発部 黒川 菜緒 様 (左) 坂井 玲央 様 (中)
シチズン・システムズ株式会社 ヘルスケア開発部 浅原 一葉 様 (右)

また、坂井様は「KAGのエンジニアスキルが高いので、自分の足りない部分に気づくこともでき、貴重な学びの機会になりました。さらに、アジャイル開発では、自動化できるものはどんどん自動化するという考え方があり、今回プロジェクトでも、必要に応じてアプリ品質テストなどを自動化するシステム構築し、結果的に約1,000時間作業自動化できました。こうした仕組みは、他の開発でも生産性向上役立てられると感じています」と話す。


新規事業を創出できる人材育成と、体制構築のノウハウを獲得

今回プロジェクトは、シチズン時計様にとって、サービスデザインアジャイル開発人材育成と、不確実性の高い新規事業創出に向けた社内体制構築ノウハウ獲得につながった。

入様は「組織横断的チーム編成だったこともあり、今後グループ全体へもたらす波及効果も大きいと思います。私たちの成功を見て、デザイン思考アジャイル開発半信半疑だった人たちの意識も大きく変わり始め、徐々に仲間が増えつつあるように感じています」と言う。

野口様は「私は、アプリ健康機器との連携担当したのですが、今回学んだ手法シチズン・システムズが担うハードウェア開発分野でも生かせるのではないかと思い、製品開発仕様検討デザイン思考活用する挑戦を始めています。デザイン思考アジャイル開発も、書籍などで学ぶだけでなく、実際体験してこそ得られるものがたくさんあります。その成果が、今後グループ各所花開くことでしょう」と期待を述べる。

入様、野口様の写真
時計開発部 入 大祐 様 (右)
シチズン・システムズ株式会社 ヘルスケア開発部 野口 和博 様 (左)

導入サービス概要図

シチズン時計株式会社様のスマホアプリ『Health Scan』開発のながれ

[2021年度] 未来洞察・新事業領域の探索(デジタルヘルスケアプロジェクト開始)、ビジネスアイデアの創出 [2022年度 サービスデザイン] KDDI DIGITAL GATEにてリーンスタートアップ (PoC)(計測、学び・気づき、コンセプトメイキング、プロト開発)[2023年度 アプリのアジャイル開発] KDDI アジャイル開発センター株式会社にて開発(スプリントレビュー、バックログ、スプリント計画、スプリント実行、リリースプロダクト)[サービスリリース 『Health Scan』]
  • ※ 掲載された情報は、取材日当時のものです。
担当からのメッセージ

担当からのメッセージ


KDDIアジャイル開発センター株式会社 開発戦略本部
岡澤 克暢 (左)
KDDI株式会社 ビジネスデザイン本部 営業5部
矢野 翼 (中) 高山 仁志 (右)


新規事業の立ち上げからサービスリリースまで、ワンチームとなって伴走支援してもらえないかとご相談いただきました。KDDI内で10年間培ったサービスデザインからアジャイル開発までの一連の実践知でご支援することで、新規ビジネスやエンジニア育成など幅広く貢献できたことを大変嬉しく思います。今後も一層の信頼関係を築いてまいります。

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