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海外におけるオフィス開設・移転・改装の流れ

海外におけるオフィス開設・移転・改装の流れ

2026 1/16
海外オフィスを開設する際に必要となるのが、物件探しやレイアウト検討、内装工事などです。現地に関する知識が少ない場合、オフィス開設・移転・改装の作業がスムーズに進まないこともあるでしょう。特に、IT基盤の整備については以下のような課題が見られます。
・無線LANの安定性、状態の見える化が難しい
・完全ケーブルレス環境を実現したいが、どのように進めるべきか
・インターネット回線の安定性を高めるため、バックアップなどを用意すべきか検討したい
・WFH (Work From Home:在宅勤務) 時代に対応するために、セキュリティ対策がされたPC端末やスマートフォンなどのマネージド業務端末を用意すべきか
こうした悩みを解消しつつ、海外事業のスタート地点でつまずかないようにするためには、どのような流れで進めていけばよいのでしょうか。この記事では、海外オフィスの開設・移転・改装における作業の流れや、委託先の選び方、オフィス設計に必要なIT環境整備の重要性についても解説します。

※ 2024年6月16日公開

1.海外オフィス開設・移転・改装の流れ

海外オフィス開設移転改装一般的な流れは以下のとおりです。

海外オフィス開設オフィス必要なIT環境構築するために必要作業ステップごとにご紹介します。

海外オフィスの開設・移転・改装の一般的な流れを示す矢印付きのフローチャート。左から順に「物件探し」「レイアウト・内装の検討」「備品・オフィス機器の調達」「内装・電気工事」と進む流れを表している

1-1.物件探し

オフィス開設移転する際にまず必要となるのが、物件探しです。立地従業員数予算などを踏まえて、自社にあったオフィス検討します。現地従業員採用するのであれば、現地住民から見た利便性交通の便、立地イメージなどもオフィス開設移転において重要です。

一定期間現地活動してきた企業であればまだしも、初めて海外オフィス開設移転する場合は、どのような物件を選べばよいか悩んでしまうでしょう。ビルによってはネットワークがつながりにくいオフィスなどもあるため、現地精通した企業からサポートを受けることも検討します。

1-2.レイアウト・内装の検討

利用できるスペース従業員数を踏まえて、オフィスレイアウト検討しましょう。オフィス快適性は、そこで働く従業員モチベーションにつながります。従業員創造性生産性を高めるためにも、従業員が働きやすく、コラボレーションしやすいオフィスづくりが欠かせません。

オフィスのレイアウトと働き方の検討に関する図。縦軸は場所の自由度 (自由と固定)、横軸は時間の経過を示し、従来の働き方とABW (Activity Based Working) の違いを示す。従来は固定された働き方、ABWは時間と場所を選択し自由に働く仕組みを表している

近年では、新しい働き方としてABW (Activity Based Working) が広まっています。ABWとは、従業員自分の働き方を自律的デザインし、モチベーション効率を高められるようにすることです。
ABWの考え方を取り入れ、デスクに限らずカフェスペースソファー席・個室用意するであるとか、テレブース用意してTV会議をしやすくするといった工夫をしてみてはいかがでしょうか。

1-3.備品・オフィス機器の調達

レイアウト設計ができたら、設計内容に沿ってオフィス必要備品やIT機器調達しましょう。通常、これらの備品やIT機器現地企業から調達することになります。デスク椅子キャビネットなどの家具はもちろん、PCや電話モニターなどのIT機器も併せて調達しなければなりません。また、改装備品オフィス機器、IT機器継続して使用する場合においても、メンテナンス必要となる場合があります。

海外拠点でのオフィス開設移転改装経験が少ない場合は、サポート面や問い合わせ対応などが整っている企業から調達することをおすすめします。

1-4.電話・ネットワーク・空調などの内装工事や電気工事

実際オフィス利用できるようにするためには、内装工事電気工事手配必要です。電気空調などの工事のほか、オフィスワークにおいて必須ともいえるIT環境整備も行います。電話環境ネットワーク整備などを行うためには、回線工事やIT機器設置工事必要です。これらの作業円滑に進めるためにも、現地に詳しい通信事業者依頼しましょう。

また、セキュリティ観点から、入退館管理などにも気を付けるべきです。カードリーダーテンキーを用いた入退館管理のほか、顔認証指紋認証などの生体認証を用いた高度手法選択肢となり得ます。

以下記事では、オフィス環境構築するうえで気を付けるべき情報セキュリティ対策について整理していますので、あわせてご覧ください。

2.海外オフィス開設・移転・改装における不安と課題

現地不慣れであったり、海外オフィス開設改装経験が少なかったりする場合不安を感じることも多いでしょう。

ここでは、海外オフィス開設移転改装においてよくある課題解説します。

男性のイラストと3つの思考の吹き出し (「信頼できる委託先を見つけられる?』『委託先の納期や品質は問題ない?」「ITに詳しいメンバーがいないがサーバー等の設定は大丈夫?」) が描かれている

2-1.多数の委託先との契約・調整が必要

ここまでご紹介したとおり、オフィス開設移転改装を行うためには、家具備品調達先内装工事電気工事業者、ITベンダーなど、さまざまな企業選定して契約しなければなりません。その地域へ新たに進出するケースなど、現地に詳しくない場合適切オフィス設計やIT環境整備のための信頼できる委託先を探すことは困難でしょう。

また、スムーズ段取りを進めるためには、それぞれの委託先調整しながら、委託内容実施スケジュールなどを検討する必要があります。こうした管理作業調整作業にはかなりの時間手間必要であり、担当者に大きな負担がかかってしまいます。

2-2.納期が守られない

現地事業者作業委託する際によくあるのが、納期が守られないケースです。国にもよりますが、日本作業委託する場合比較すると、スケジュールが守られないであるとか、作業品質問題があるケースも見られます。

特に、複数企業作業委託している場合、A社の作業遅れがB社やC社の作業にも影響してきます。例えば、内装工事電気工事が遅れれば、委託先スケジュール再調整しなければならず、多くの手間発生します。

2-3.IT機器の搬送・設定が難しい

多くの企業オフィスにおいて必要となるのが、無線LANネットワーク整備電話回線敷設、PCやサーバー類などの導入・設定などの作業です。これらのIT機器設定を行う際には、セキュリティ面も考慮しなければなりません。例えば、無線LANの設定適切に行わなければ、セキュリティホールとなり、外部から自社機密情報を奪われるリスクが生じます。

しかし、限られた人員仕事を進めるケースが多い海外拠点では、ITの専任担当者設置できないこともあるでしょう。ITに詳しくない方が設定作業を行うと、多くの時間がかかったり、不具合が生じたりするおそれがあります。

このように、海外オフィス開設移転改装においては、IT機器調達設定なども含めたオフィス内装準備苦労するケースが多く見られます。そこで検討したいのが、ワンストップ型でオフィス内装準備サポートしてくれる企業活用です。ワンストップサービス利用することで、以下のようなメリットを得られます。

  • オフィス設計内装工事家具調達、IT機器導入など、各工程マネジメント品質管理一括して対応してもらえる。
  • 複数委託先とやり取りする必要がなく、一元的対応してもらえるため、現地事業者とのトラブルも減らせる。
  • 現地オフィス事情精通した企業サポートを受けられる。
IT機器の搬送・設定の難しさについて説明している図。左側には、電気工事、内装工事、引越作業、家具・IT機器購入を担当する各企業 (A社、B社、C社、D社) が示され、下に男性のイラストと矢印が描かれている。右側には、内装工事や引越作業、電気工事、家具・IT機器購入のアイコンが円形に配置され、男性のイラストが「IT機器の調達・設定の負担軽減」を示している

3.海外拠点におけるオフィスの内装準備 ―委託先をどう選ぶか―

では、海外拠点におけるオフィス内装準備ワンストップ委託したい場合、どのような観点企業を選べばよいのでしょうか。

海外拠点におけるオフィスの内装準備を委託先に一括で任せる際の比較ポイントを示す図。引越支援の比較ポイント (現地事業者とのコミュニケーションの幅広さ、サポート体制の手厚さ、IT基盤構築の対応可否) を示すフローチャートと、それに対応する委託先 (A社、B社、C社、D社) が配置されている

3-1.現地事業者コネクションの幅広さ

オフィス内装準備には、備品調達内装工事電気工事オフィスネットワーク構築、IT機器設定など多くの作業発生します。そのため、ワンストップ型の内装準備サービス委託する際には、幅広領域において現地事業者とのコネクションを持っている企業を選ぶことが重要です。

日系企業を選ぶ場合は、現地法人存在するか、実績はどれくらいか、現地知見ノウハウはどの程度持っているかなどを確認しましょう。

3-2.サポート体制の手厚さ

海外オフィス開設という不慣れな業務において、どれだけサポートしてもらえるかどうかは委託先を選ぶうえで重要です。自社知識経験不足している領域への助言や、不明点に関する質問対応など、手厚サポート提供している企業を選びましょう。

加えて、単なる御用聞きではなく、スマートオフィスのような最新トレンドを取り入れたオフィス設計など、最新テクノロジー精通していることもポイントです。オフィスの在り方が変化しつつある昨今においては、従業員が求めるオフィス環境水準向上しています。こうした変化対応するためにも、委託先最新技術動向・トレンドをおさえているかは重要であり、長期的目線提案してくれる企業を選ぶのがおすすめです。

3-3.ネットワーク回線や電話、サーバー設置などIT基盤も含めて対応できる企業

オフィスにおいて、IT面の対応は切っても切り離せません。ワンストップサービス利用する場合インターネット回線やVPN回線電話工事サーバー設置など、IT面に強い企業を選ぶこともポイントです。

現地事業者にIT機器設定作業などを委託した場合自社にITの知識がなければ、その作業内容適切なものであるかを判断できません。設定内容不十分であったり、セキュリティ上の欠陥が見つかったりしても、スキルがなければ対応困難でしょう。

オフィス必要なIT環境整備に強い企業に間に入ってもらえれば、作業内容チェックなどを通してトラブル未然に防ぐことができ、よりよいオフィスITを実現させることができます。

4.KDDIの海外オフィス内装サービス

KDDIでは、新しいオフィス開設時オフィス移転改装時必要となる内装からIT環境設計・デザイン・工事構築まで、全面的サポートするサービス提供しています。お客さまニーズに合わせたコンセプト提案コンサルティング、新オフィス設計家具備品、IT機器調達内装工事手配などにワンストップ対応可能です。お客さまは当社のみを窓口として、オフィス環境準備実現できます。

加えて、通信事業者として長年お客さまへサービス提供してきた強みを活かし、ネットワーク環境構築やPC・サーバー設定など、専門的知識必要となるIT領域もしっかりと支援いたします。

オフィス開設移転改装に関するプロジェクトマネジメント代行し、各種現地事業者との調整も、KDDIがまとめて行います。海外拠点においてオフィス改装などを検討されている方は、ぜひお問い合わせください。

5.まとめ

この記事では、海外オフィス開設移転改装における作業の流れや、委託先の選び方、オフィス設計必要なIT環境整備重要性についてご紹介しました。オフィス準備するためにはさまざまな作業必要であり、特に海外拠点ではトラブル頻繁発生します。人員が限られる海外拠点においては、新規進出改装作業十分時間を割けないことも多いのではないでしょうか。

そのような悩みに対応できるのがワンストップ型のサービスです。ワンストップサービス活用により、スムーズオフィス環境整備実現できるでしょう。

海外オフィス開設移転改装については、以下ホワイトペーパーダウンロードして詳細をご確認ください。はじめての海外オフィス改装で押さえておくべきポイントについて解説しています。

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