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ビジネスシーンにおける会議や打ち合わせでよく使われる「アジェンダ」という言葉は、英語で「議題」という意味を持っており、ビジネスの場では会議の議題や進行スケジュールをまとめた資料を指すことが一般的です。
アジェンダを事前に会議の参加者と共有することで、参加者は会議の目的や内容を把握しやすくなり、事前準備や当日の進行をスムーズに進められます。
アジェンダ、議案、レジュメは会議やプレゼンテーションにおける重要な要素ですが、それぞれ異なる役割を持っています。まず、アジェンダは会議の目的や進行スケジュールを参加者に事前に伝えるものであり、「これから話し合うこと」を端的に示します。
一方、議案は具体的な提案や原案を意味し、会議で審議し決定するために用意された内容です。例えば、「○○プロジェクトの実施について」といった具合に、すでに具体的な内容が決まっている提案が議案にあたります。
もう一つの用語、レジュメはフランス語で「要約」という意味を持ち、主に講演や授業で発表者が話す内容の要点を簡潔にまとめた資料です。レジュメは参加者が発表内容をより明確に理解したり、後で改めて要点を確認しなおしたりする際に活用します。
ここまではアジェンダの概要について紹介しましたが、実際になぜアジェンダが必要なのか、ここからはアジェンダの必要性をお伝えします。
アジェンダを作成する主な理由の一つは、会議の狙いや方向性を明確にすることです。会議の冒頭や事前に目的を共有することで、参加者全員が何のために集まり、どのような成果を目指すのかを理解できます。具体的な目的をアジェンダに記載することで、議論の方向性が定まり、本来の目的から逸れることなく効率的に進行できるのです。
また、この目的が明確であることで、参加者は自分の役割や発言内容を事前に考えることが容易になり、建設的な意見交換が促進されます。
さらに、会議を効率的に進行するためにもアジェンダの事前共有は不可欠です。日時、場所、参加者、議題、そして目的を伝えることで、参加者は十分な準備を整えた上で会議に臨むことができます。また、アジェンダには議題ごとの想定時間も記載することが重要で、これにより全体の時間配分がはっきりします。
時間管理がしっかりできれば、冗長な議論を避け、設定された時間内で効率的に話し合いが進められます。特に、多くの議題を扱う会議や時間に制約がある場合には、事前に共有したスケジュールに基づいて進行することが成功のカギとなります。
ここからは、アジェンダの具体的な作成方法を紹介し、効率的な会議運営を実現させるためのポイントをお伝えします。
アジェンダを作成する際にはまず、合意形成なのか、アイデア出しなのか、情報共有なのか、会議がどのような目的で開催されるかを明確にしましょう。もし目的が不明瞭な場合は、周囲の参加者に会議の目的を必ず確認するようにしましょう。
次に、会議の項目と目安の時間を設定し、会議全体のスケジュールを組みましょう。注意点としては、議題を詰め込みすぎると、ひとつひとつに十分な時間を割けず、議論が浅くなってしまう可能性があります。必要に応じて会議時間の延長や、参加者への事前の意思決定依頼、別日での開催を調整するなど、現実的な時間設定を心がけましょう。
また、会議に必要な資料は可能な範囲でアジェンダと合わせて事前に参加者に共有するようにしましょう。参加者に資料の共有をお願いする場合は会議の直前ではなく、余裕をもって数日前に資料を用意するように お願いする点もポイントです。
アジェンダを作成する過程でこれらのポイントを押さえることで、効率的な会議の運営が可能になります。
また、近年ではアジェンダの作成に生成AIを活用する企業も増えてきました。例えば、生成AIに会議の目的や背景を伝えることで、アジェンダ案を迅速に作ることが可能です。定例など同一のテーマを継続して議論している場合は、過去の会議の議事録や録音データを読み込ませることで、会議の中で次回に持ち越しとなった議論のポイントや、各参加者への依頼事項の洗い出しなど、次の開催までに必要な事柄を抽出することもできます。
これにより、主催者は会議の準備にかかる時間を短縮できるだけでなく、参加者にもこれまでよりも長く準備期間を設けることができるので、会議自体の質の向上にもつながります。
会議の成功にはアジェンダの作成が欠かせませんが、それだけではありません。決定事項やアクションプランの確認、議論録の共有といった会議に関連する業務も重要です。これらのプロセスを効率よく進めるためには、生成AIの活用が非常に効果的です。生成AIを使うことで、議題を明確にし、議事録を迅速に作成することができるため、参加者が議論に集中できる環境が整います。
生成AIを使った会議の準備方法など具体的な利用方法が知りたい場合は、ぜひKDDIにご相談ください。お客さまに最適なAIツールの選定や導入支援を行い、業務の効率化をお手伝いいたします。