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【会社PCセットアップガイド】PC導入時の初期設定チェックリスト

【会社PCセットアップガイド】
PC導入時の初期設定チェックリスト

2025 4/9
新入社員の受け入れ時など、会社PCのセットアップは円滑な業務開始とセキュリティの面において、定期的に発生する業務です。その具体的な設定手順はPCメーカーによっても異なりますが、OSの初期設定やWi-Fiの設定、プリンターの設定など基本的な項目は、メーカーを問わず共通して行うことができます。そこで誰が担当してもできるだけ漏れなく設定できるように、チェックリスト形式でPC導入時の初期設定リストを紹介いたします。スムーズに業務を開始できる環境を整えるための参考にしてください。

1.PCセットアップチェックリスト

1-1.必要なハードウェアの確認

まずはPC本体電源ケーブルマウスキーボードモニターなどの必要周辺機器が揃っているかの確認です。退職した人のPCを使う場合は、最初初期化も忘れずに行っておきましょう。
 

1-2.ネットワークの接続情報の確認と設定


オフィスのWi-Fi設定におけるSSIDとパスワード入力画面例

Wi-FiのSSIDとパスワード、もしくは有線LANケーブル場合接続情報確認し、必要に応じて社内ネットワークプロキシ設定やVPNの情報準備します。初期化する場合必要ソフトインストールにもネットワークへの接続前提ケースが多いので、PCの電源を入れたらまずはネットワーク接続できる状態にしておきましょう。

1-3.OSなどソフトウェアのライセンス情報の確認とインストール

初期化したPCを活用する場合など、Windows 11やOfficeなどのソフトインストールする必要がある場合は、そのライセンス情報用意しておきます。Windows 11の場合は、PC初回起動時画面指示に従ってそのままセットアップを進め、言語時刻設定選択インストール開始画面になるので、Windows 11のプロダクトキー入力し、インストール先を選択後インストール開始何度再起動した後、ユーザー設定画面になればそこからMicrosoftアカウント作成もしくは既存アカウントログインし、あとはPIN (PC用のパスワードのようなもの) を設定など画面に沿って進行すればOKです。

念のためWindows 11のインストール完了したら、「設定」→「Windows Update」から最新アップデート状況確認し、システム最新状態にしておくとよいでしょう。そうすることで、セキュリティリスク軽減し、安定した動作環境確保できます。
 

1-4.プリンターおよび周辺機器の設定


Windows 11におけるプリンターの接続設定画面イメージ

プリンター使用する場合は、Windows 11の場合は、「設定」→「Bluetoothとデバイス」→「プリンタースキャナー」から追加し、必要に応じてメーカーサイトからドライバーダウンロード&インストールします。そのほか、マウスキーボードなどのUSB接続デバイスについても、同じく「Bluetoothとデバイス」から「デバイス追加」を選択最近機器だと電源が入っていれば自動検出されますが、検出されない場合機器取扱説明書に書いてある手順でBluetoothを受信できる状態セットし、ワイヤレス接続完了接続後にすべての周辺機器正常動作するかも確認しておきましょう。
 


1-5.セキュリティ設定

会社のPCでは、セキュリティ対策不可欠です。Windows OSの場合は、Windows Defenderまたは企業推奨ウィルス対策ソフトインストールし、定期的更新を行います。ファイアウォール設定確認し、「設定」→「プライバシーセキュリティ」→「Windows セキュリティ」から適用されているポリシーチェックしておきましょう。
 

1-6.業務用ソフトウェアのインストール

ここまでセッティングできたら、あとは業務使用するアプリケーションインストールし、ライセンス認証初期設定を済ませます。Microsoft 365やSlack、Zoomなど、会社推奨するソフトウェア適切導入し、業務スムーズに進められる環境を整えていきましょう。
 

1-7.最終確認と動作テスト


オンライン会議の接続を確認するビジネスパーソン

設定完了したら、すべての項目が正しく適用されているかを確認します。特にZoomやTeamsなどのオンライン会議でのカメラ音声接続プリンター出力など業務でよく利用する内容については、実際使用できるかどうかまでチェックしておくと安心です。

2.限られた自社リソースの有効活用にはアウトソーシングという手段も

新しい社員スムーズ業務開始できるよう準備するPCのキッティングは、ひとつひとつの項目は難しいものではなくても、手順が多く、時間のかかる業務です。本記事紹介した内容チェックリスト素材として活用し、自社に適したキッティング手順用意しておくと、誰が行っても作業均一化できるため、抜け漏れなく実行できる指標となるでしょう。

ただし、台数が多いときは、自社社員工数を考えると、PCの購入時には機器購入だけでなく、キッティングまで外部委託することで、会社PCをすぐに使える状態手元用意することも可能です。そのぶん社員リソースをほかの業務に割り当てることができるため、委託費用以上メリットを手にできる可能性もあります。


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