「auバリューリンクプラン」「使い放題MAX+ 5G/4G」
「Pontaパス」の法人向けメリットを解説

2つのプランにおける大きな違いは、基本料金の金額と「Pontaパス」がセットになっているかどうかです。

■ 料金・サービス内容比較表

このように「Pontaパス」とセットで考えると、実質的には「auバリューリンクプラン」の方が月に328円お得な金額となり、「使い放題MAX+ 5G/4G」に「Pontaパス」を追加するよりも、安く利用できるというわけです。

では、その「Pontaパス」については、法人利用においてどのようなメリットがあるのでしょうか。「Pontaパス」に含まれる意外と知らないビジネス価値について見ていきましょう。

また、「Pontaパス」には、架空請求などの迷惑な可能性があるSMSをブロックするサービスにより、社員が詐欺被害に遭うリスクを軽減できる特典があります。さらに、イエローページの情報に基づいた公共施設や企業からの着信情報を自動で表示するため、アドレス帳に登録のない番号でも着信元がわかるので安心です。

業務に支障をきたす迷惑な連絡を自動で遮断することで、迷惑電話への応対や不審なメッセージを介したセキュリティ攻撃を減らすことができるため、こちらもおススメの特典です。

さらに「Pontaパス」に加入していれば、「ウェザーニュース」や「NAVITIME」の有料機能を利用することができ、それぞれのサービスを個別契約するよりも、安価に利用することが可能です。

4つめは、Androidスマホのウィルスブロックです。対象がAndroidスマホだけにはなりますが、不正なサイトやアプリをブロックすることで、機密情報の多い会社スマホをフィッシング詐欺やウィルス感染などの脅威から守ります。業務で利用するスマホがマルウェアに感染すると、企業の機密情報が漏えいするリスクがあるため、法人にとっても重要なセキュリティ対策となります。

もちろん、上記4つのサービス以外にも、「Pontaパス」の代表的な特典である各種クーポンなども利用できるため、社員の福利厚生としても活用できます。

• 「Pontaパス」のサービス詳細はこちら  (※ auホームページへ遷移します。)
• 法人向け「Pontaパス」の特典対応表はこちら 

また、auバリューリンクプランの追加にあわせて新たに加わった、双方のプランに共通する法人向けのメリットも紹介しておきましょう。

2025年4月に発表された、衛星通信による万が一の連絡サービスです。どちらのプランであっても、対応機種をお持ちの方で空が見える環境であれば、山間部や離島などの電波の届きにくいエリアでもテキストメッセージの送受信や位置情報の送信、生成AIである Google Gemini とのチャット機能が利用できます。

電話やインターネットの利用はできませんが、緊急時の連絡手段として、5Gや4Gエリア外に行く可能性のある建設業や農業、観光業などの企業にとって、心強いサービスです。

2つめのメリットは、5G SA対応機種をお持ちの方であれば、混雑した場所において、優先的に通信リソースを割り当てることで快適で安定的な通信ができる「au 5G Last Lane」サービスが利用できることです。

利用には対応スマホのほか、別途5G SA契約および「au 5G Fast Lane」の利用開始手続きが必要ですが、混雑している駅やイベント会場、商業施設など人が集まる場所で営業活動を行う企業にとって、便利なサービスとなるでしょう。

3つめは、どちらのプランであっても、海外出張時の通信費用を気にすることなく現地でスマホが使える、「au海外放題」を利用できることです。グローバルに事業展開する企業や、海外との連携が多い企業にとって、1カ月当たり15日分まで、追加料金なしで「au海外放題」を利用できることは、心強いサポートとなるでしょう。