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QRコードの仕組みとは?種類や活用法をご紹介!

QRコードの仕組みとは?種類や活用法をご紹介!

2025 6/30
私たちの日常生活で広く利用されているQRコード。決済や情報の読み取りなど、さまざまな場面で見かけますが、その「仕組み」について詳しくご存知でしょうか。この記事では、意外と知らないQRコードの基本的な仕組みから、その種類、そしてビジネスにおける活用例を解説します。

※ QRコードは (株) デンソーウェーブの登録商標です。

※ 記事制作時の情報です。

1.QRコードとは

QRコードとは、縦横情報記録することで、大量データ格納できる二次元コードです。QRコードは1994年に株式会社デンソーウェーブによって、「バーコード比較してより多くの情報格納したい」というニーズに応えて開発されました。

QRコードが日常的に使用されているイメージ画像

1-1.バーコードとの違い


日本でよく見かける一次元バーコード二次元バーコードであるQRコードとの違いは、格納できる情報量と読み取り方法にあります。

一次元コードであるバーコードは主に横方向情報記録し、扱える情報量数十文字程度に限られます。主に商品識別在庫管理利用され、小売店レジなどで高速読み取りに活用されています。一方二次元コードであるQRコード縦横情報記録でき、大容量データ格納可能です。そのため、識別管理だけでなく、決済やWEBサイトへの誘引など多様用途活用されています。

2.QRコードの種類

QRコードにはいくつかの種類があり、それぞれに異なる特徴用途があります。

2-1.標準的なQRコード (モデル1、モデル2)


標準的なQRコードには「モデル1」と「モデル2」があります。

モデル1」は最初開発されたQRコードで、最大数字1167桁までのデータを扱えます。「モデル2」はモデル1を改良したもので、より多くの情報を扱えるようになり、最大数字7089桁を格納できます。現在一般的利用されているQRコードの多くはモデル2です。

標準的なQRコードのイメージ

2-2.小さなスペース向け (マイクロQRコード、rMQRコード)

マイクロQRコード」は、通常のQRコードよりも小さなスペース印刷することを目的として開発されました。省スペースでの印字に適しており、小さな部品などへの利用想定されています。一方、「rMQRコード」は長方形形状をしており、細長スペースへの印字対応しています。より多くの情報格納しつつ、狭い場所への印字可能にしています。

2-3.特定の用途向け (SQRC、フレームQR)

「SQRC」は、データの読み取りに制限を持たせることができるQRコードです。特定リーダー以外では情報を読み取れないように設定できるため、個人情報社内情報など、セキュリティを要する情報管理活用されます。

一方、「フレームQR」は、コード中央部分イラスト写真などを入れられる領域を持ったQRコードです。デザイン性を高めることができ、プロモーションブランディング役立ちます。

3.QRコードのビジネス活用事例

QRコードは、その多様機能を活かしてビジネスシーン活用されています。代表的な例を以下でご紹介します。

3-1.自社サイト/SNSへの誘導

QRコード活用することで、印刷物店舗などオフライン媒体から、自社のWEBサイトやSNSへ簡単ユーザー誘導できます。ポスターチラシ名刺などにWEBサイトのURLやSNSアカウントへのリンクを埋め込んだQRコード掲載することで、ユーザーカメラで読み取るだけでアクセス可能。URLを手入力する手間が省けるため、ユーザーにとっても利便性が高い点がメリットです。

3-2.在庫や部品の管理

製造業物流業界において、QRコード在庫部品管理に広く活用されています。製品部品単位でQRコード付与することで、入庫出庫保管場所などの情報効率的管理できます。

また、スマートフォンアプリ専用リーダーでQRコードを読み取るだけで、リアルタイム在庫状況確認したり、部品追跡を行ったりすることが可能です。これにより、棚卸時間短縮在庫管理精度向上につながります。

QRコードを使用して在庫管理をする人のイメージ

3-3.入退館での活用

オフィスビルイベント会場学校などでの入退館管理にもQRコード利用されています。事前発行されたQRコードスマートフォン画面印刷物提示し、リーダーで読み取ることでスムーズ入退館可能となります。

従来カードキーなどと比較して、認証迅速に行えるだけでなく、非接触での運用可能なため衛生的です。イベントなどでは、チケットとQRコード連携させることで、受付業務効率化参加者の待ち時間短縮貢献しています。

3-4.QRコード決済

QRコード決済は、近年日本国内急速普及しているキャッシュレス決済方法の一つです。ユーザースマートフォン表示されたQRコード店舗側が読み取るか、店舗側提示されたQRコードユーザー自身決済アプリで読み取る方式代表的です。

どちらの場合も、ユーザー現金クレジットカード提示する必要がなく、スマートフォン一つで支払いが完了します。導入する店舗側にとっても専用端末不要とする場合が多く、比較的容易導入できるメリットがあります。

4.スマートフォンの活用にお悩みならKDDIへ

業務用アプリやQRコード決済来客管理在庫管理など、さまざまな業務シーン普及したQRコード。これらの普及には、カメラ付きのケータイスマートフォン普及不可欠でした。KDDIなら最新モバイル端末厳重セキュリティ設定一括導入でき、安全にご利用いただけます。

法人契約に関するお申し込みや確認したい点がある方は、ぜひオンライン相談までお問い合わせください。貴社ニーズに合ったお手続きや端末料金プランなどをご提案させていただきます。

  • ※ QRコードは (株) デンソーウェーブ登録商標です。
  • 本記事内使用している画像イメージです。実際デザイン機能とは異なる場合があります。
  • 本記事内記載している会社名各製品名は、一般各社商標または登録商標です。

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