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Gemini は Google が開発した次世代AIモデルで、特にマルチモーダル対応が強みのAIです。マルチモーダルとは、直訳すると「複数の形式」という意味で、テキストや画像、音声などを複合的、総合的に処理することで、より豊かな表現や高度な理解力を基にした提案を提供することができます。
特に、Google が開発元という強みを活かし、Pixel などのスマートフォンに搭載されることで、Google アシスタントの進化版として「カレンダーに登録して」や「メールを要約して」など、対話形式でスマホを操作し、日常業務の効率化や情報検索をよりスムーズに行うことができます。
■ 主な特徴
■ Gemini の起動方法
【Google Pixel 9 以降】
【上記以外のAndroidスマホ】
【iPhone】
【PC】
ほかにも、プログラミングの知識があれば、Gemini API (注) を利用することでチャットツールと連携する独自の多言語翻訳機能を作成できるほか、人間らしい対話が可能なチャットボットによるFAQ対応なども作成可能なAIサービスです。
では、具体的にどのような活用方法があるのか、使い方例を元に見ていきましょう。
Gemini は、ほかのAIと同じく、長文の要約やビジネスメールの自動作成を得意としています。さらに Gmail や Google ドキュメントとも直接連携できることが、大きなメリットです。ビジネス環境の主軸を Google Workplace に置いている会社には、利用しやすいAIといえるでしょう。
■ 具体例
また、Gemini は Google の持つ画像解析技術との連携も得意としています。特にスマートフォンのカメラを活用することで、撮った画像を解析し、翻訳やテキスト化による業務サポートが可能です。
■ 具体例
さらに Gemini では、 Google の検索機能や Google マップ と連携することで、WEB検索だけでなく、YouTube動画の検索や地図内での検索なども可能となります。
■ 具体例
ほかにも Gemini では、Google 翻訳 に裏付けされる豊富な知見を活用し、海外クライアントとの会議でのリアルタイム翻訳や、外国語の資料やメールの翻訳、海外出張時の多言語サポートなど、テキストの翻訳だけでなく、スマートフォンと連携した音声解析によるリアルタイムな翻訳も得意としています。
■ 具体例
ほかにも、Google スプレッドシート と連携したデータ分析や、Google カレンダー と連携した予定の確認、リマインダーの設定なども可能です。
このように Gemini はあくまでツールであり、利用する人間がリスク管理を行う必要があります。あとに紹介する Gemini for Google Workspace では、エンタープライズグレードのデータ保護が適用され、送信されたデータはモデルのトレーニングには使用されず、人の目による審査も行われませんが、特に無料で利用する場合には、上記の注意点に留意しながら利用することを心がけましょう。
(2025年3月現在)
そんな Gemini の料金には、個人向けとビジネス向けのプランが用意されています。
Google Gemini は、マルチモーダル対応や Google サービス との高い親和性を備えた強力なAIツールです。特にテキストの要約や情報収集、リアルタイム翻訳といった機能を活用することで、ビジネスの生産性を効率的に向上させることができます。
その Gemini の導入方法は、PC、スマートフォン、API連携による自社環境での活用など多岐に渡りますが、AIでの業務効率化の取り組み方や活用方法に迷った際には、ぜひKDDIにご相談ください。どの活用方法であっても通信会社として取り扱っている豊富な知見を活かし、導入支援として、貴社に最適なプランをご提案させていただきます。