ASP

Application Service Providerとは

アプリケーションサービスプロバイダー (ASP) は、ユーザーに対して特定のアプリケーションソフトウェアをインターネット経由で提供する企業やサービスのことを指します。従来、ユーザーはソフトウェアをコンピューターにインストールする必要がありましたが、ASPを利用することで、ユーザーはウェブブラウザを通じてアプリケーションにアクセスし、利用することが可能になります。

ASPは、企業にとってITコスト削減や、ソフトウェアの管理負担を軽減するメリットがあります。利用者は、定期的にサブスクリプション料金を支払うことで最新のソフトウェアを利用できるため、常にアップデートされた機能を利用できます。ASPの例としては、オンライン会計ソフト、CRM (顧客関係管理) システム、プロジェクト管理ツールなどがあり、これらは特に中小企業にとって、ITインフラの整備や運用コストを抑える手段として人気があります。

近年、ASPはクラウドコンピューティングの進展とともに進化し、SaaS (Software as a Service) という形で広く普及しています。これにより、ユーザーはより柔軟にアプリケーションを利用できるようになっています。

関連用語

• 2025年問題
• AD
• API