読み方 : スマートアグリ
正式名称 : Smart Agriculture
スマートアグリ (スマート農業) とは、農林水産省が推進する「ロボット技術やICTを活用して省力化・高品質な生産を実現する新たな農業」のことです。
労働力不足の解消や生産効率の向上を目的に、農業用ロボット、AI (人工知能)、IoT、ビッグデータといった先端技術を導入することで、農作業の効率化、従事者の負担軽減、経営管理の合理化が期待されています。
具体的には、自動運転やセンシング・モニタリング、環境制御などを駆使し、ロボットトラクター、自動操舵システム、収量センサー付きコンバイン、灌水・温度管理システム、ハウスの環境調整、経営・生産管理などの活用と、生産性向上が見込まれています。
こうした取り組みは、2019年の「スマート農業実証プロジェクト」に始まり、2024年に施行された「スマート農業技術活用促進法」を通して推進されています。
これにより、都市部だけでなく離島などの過疎地域でも持続可能な農業の実現が目標とされています。