フルクラウド電話サービス「Cloud Calling for Zoom Phone」とビデオコミュニケーションプラットフォーム「Zoom」を提供開始 ～電話・会議・チャットが一つのプラットフォームで利用可能～

KDDIは2023年3月30日から、法人向けに「Zoom Phone」から固定電話の発着信が可能となるクラウド型電話サービス「Cloud Calling for Zoom Phone」(以下 本サービス) と「Zoom」を提供開始します。
本サービスでは、「Zoom Phone」とKDDIのクラウド音声網を接続することで、固定電話番号による発着信と高品質な音声通話が可能となります。

新型コロナウイルス感染症拡大を契機に、出社と在宅勤務を組み合わせるハイブリッドワークの拡大など、ワークスタイルの多様化が進んでいます。一方で、ビジネスにおけるコミュニケーション環境においては、出社している社員と在宅勤務している社員でコミュニケーションの偏りや不足が発生するなどといった課題があげられます。働き方の異なる社員同士の円滑なコミュニケーションを維持するためには、働く場所やデバイスを限定せず、出社と在宅勤務を両立させるコミュニケーションツールが重要となっています。

「Zoom」と「Zoom Phone」は、コミュニケーション・プラットフォームで、場所やデバイスを選ばず一つのアプリで電話・会議・チャットをオールインワンで提供し、コミュニケーションを活性化します。
「Cloud Calling for Zoom Phone」は、J.D. パワー"法人向けIP電話・直収電話サービス顧客満足度10年連続No.1" (注1) の実績を持つKDDIのクラウド音声網と「Zoom Phone」を接続することで高品質なクラウド型の電話サービスを提供し、コミュニケーションの円滑化を支援します。

Zoomの日本法人であるZVC JAPAN株式会社 代表取締役会長 下垣 典弘氏は、今回の発表に際して次のように述べています。
「このたび、KDDIさまのクラウド音声網との接続により、ZoomやZoom Phoneから固定電話番号の発着信が可能となったことは、より多くの皆さまに柔軟な働き方の選択肢を提供する大きな一歩であると期待しています。日本の企業の皆さまのよりシームレスなコミュニケーションの実現に向け共に歩めるよう今後も尽力して参ります。」

• 番号ポータビリティが可能なため現在ご利用中の固定電話番号を継続してご利用可能です。「Zoom Phone」とKDDIのクラウド電話サービスをクラウドピアリング (注2) で接続することで実現しました。
• フルクラウド型のためオフィスへの電話回線の引き込みや宅内機器の設置工事などが不要で、固定電話の利用環境を迅速に構築できます。
• KDDIが提供する固定音声サービス同士の通話料金が無料のほか、KDDI 光ダイレクトから本サービスに転送する場合も通話料金は無料のため、コスト面の負担を実現します。

• さまざまなデバイス・場所・環境からアクセスが可能なマルチデバイス対応のため、インターネットと導入するデバイスを揃えるだけで簡単に導入可能です。
• 1ミーティング最大100名 (注3) まで参加が可能です。Breakout Room機能により大・小のミーティンググループへ分割が可能なほか、画面共有機能で資料、ビデオクリップ、音声などを参加者全員へ共有可能です。
• 暗号化や権限ベースのセキュリティ、パスワード保護などさまざまな機能により堅牢なセキュリティの設定が可能です。「KDDI Business ID」と連携してご利用いただくことで簡単かつセキュアに管理を実現します。

製品詳細はこちらをご確認ください。

2023年3月30日

KDDI 法人営業担当者または法人お客さまセンターまでお問い合わせください。

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KDDIは、今後もお客さまの音声領域のDXを実現し、さらなる業務効率化や働き方改革を支援していきます。
詳細については以下のKDDI法人ウェブサイトをご参照ください。
Cloud Calling for Zoom Phone : https://biz.kddi.com/service/zoom/zoom-phone/