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法人トピックス

TELEHOUSEドイツ、新棟「Building M」開業 ~欧州でのデータセンター需要拡大に対応~

  • KDDI株式会社

KDDIの欧州現地法人であるTelehouse Deutschland GmbH (以下 TELEHOUSEドイツ) は2023年10月、ドイツフランクフルトに5つ目のデータセンター「Building M」を開業しました。
「Building M」の開業により、ドイツにおけるデータセンター最大受電容量を4.5メガワット追加拡張しています。このたびの拡張は、2022年イギリス サウス、2023年フランス マニでの拡張に続くものであり、欧州でのデータセンター需要拡大に応えるために実施しました。
KDDIグループ今後も、コンテンツプロバイダクラウド事業者通信事業者などのお客さま同士がつながり合い、相互に新たな価値創出する場となるコネクティビティデータセンター (以下 コネクティビティDC) (注1)拡大し、データセンター事業推進していきます。

<「Building M」外観>

概要

  • クラウドアプリケーションに対するドイツ企業関心の高まりにより、コンピューティングパワー需要近年急激に高まっています。ドイツ情報通信業界業界団体 (Bitkom e.V.) によると、クラウドデータセンター容量は、2017年から2022年までの5年間でほぼ倍増しました (注2)
  • フランクフルト大都市圏は、ドイツデータセンターにとって最も重要場所であり、ヨーロッパ最大ネットワークノードとして中心的役割を果たしています。
  • 新たに建設された「Building M」は3階建てで、2,200平方メートルデータセンタースペース確保しました。TELEHOUSEドイツ全体では、シングルラックからデータセンター専用エリアまで合計5万平方メートル以上データセンタースペースをお客さまに提供することができます。
  • 「Building M」は膨大需要によりすでに全面リース済みで、容量のさらなる拡大計画しています。TELEHOUSEドイツ電力供給冷却火災保護接続性セキュリティ分野国際的に認められた最高基準維持しています。

省エネルギーに関する取り組み

  • TELEHOUSEドイツフランクフルト敷地内全建物発生する廃熱は、隣接する「フランキー住宅地区」の地域暖房供給使用されます。
  • フランキー住宅地区」は約5万1,000平方メートルエリアを有しており、1,300の住宅ユニットに9万3,000平方メートル居住スペース提供し、約3,000人が住むことができます。効率的熱回収により、TELEHOUSEのデータセンターからの廃熱のわずか2%だけで、暖房給湯年間エネルギー要件の60%以上供給することが可能です。CO2排出量は約400トンで、従来地元ガスベース暖房に比べて約50%の排出量削減しています。

KDDIグループは、国内外のさまざまなコンテンツプロバイダクラウド事業者通信事業者などのお客さまにとって、「最も相互接続のしやすい高品質インターコネクションデータセンター」を目指し、法人のお客さまのグローバルビジネス支援していきます。

参考

KDDIのデータセンター事業について

KDDIは、データセンター事業世界10カ国以上、45拠点以上で「TELEHOUSE」ブランド展開し30年以上実績があり、ビジネスセグメントにおける成長分野位置付けています。今後最新設備コネクティビティを生かしたデータセンター事業者として、お客さまのビジネス成長サポートしていきます。さらに、グローバル高品質データセンター展開するTELEHOUSEの経験を生かし、欧州におけるデータセンター事業拡大を図っていきます。

※この記事に記載された情報は、掲載日時点のものです。商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。