このページはJavaScriptを使用しています。JavaScriptを有効にして、または対応ブラウザでご覧下さい。

中小規模のお客さま 個人のお客さま
閉じる
閉じる
閉じる
法人トピックス

JR東日本、NTT東日本、KDDI、品川駅周辺エリアにおいて都市OSを活用したサービス実証で初の共創

  • 東日本旅客鉄道株式会社
  • 東日本電信電話株式会社
  • KDDI株式会社

東日本旅客鉄道株式会社 (以下 JR東日本) および東日本電信電話株式会社 (以下 NTT東日本)、KDDI株式会社 (以下 KDDI) の3社は、東京都データ連携活用促進プロジェクト (注1)採択を受け、都市OS (注2) 活用した新たなサービス提供実証に向けた協定を2023年12月1日に締結しました。
本実証では、非常時および平時における混雑緩和目的に、高輪ゲートウェイ駅と品川港南エリア鉄道運行データ (注3) 人流データ活用した案内誘導サービス検証します。
今回の取り組みを通じて、品川駅周辺エリアにおけるエキマチ一体の新たなスマートシティモデル実装目指します。

1. 実証概要

本実証では、高輪ゲートウェイ駅と品川港南エリア街区対象に、鉄道運行データ人流データ活用して、非常時における「帰宅困難者スムーズ避難誘導による混乱防止」および平時における「滞在需要創出による都市混雑緩和」に取り組み、都市社会課題解決目指します。また、将来的には、エリア間の回遊性滞在満足度、QoLの向上目指します。

<本実証の目指す将来像>

(1) 実施期間、場所

期間: 2023年12月1日~2025年3月31日 (駅での実証は2024年3月からを予定)
場所: 高輪ゲートウェイ駅、品川港南エリア街区 (調整中)

(2) 実施内容

[1] データ連携基盤「都市OS」の実装と連携エリア拡大の準備

TAKANAWA GATEWAY CITYでの都市OSの実装に加え、本実証用品川港南エリアにおいて他エリアとの連携検証機能共通思想構築し、将来エリアデータ連携準備開始します。

[2] 鉄道運行データと人流データを活用した取り組み

首都直下型地震 (注4)非常時想定した案内誘導サービス検証を行います。具体的には、高輪ゲートウェイ駅や品川港南エリア内の施設 (調整中) において、蓄積された人流データなどの都市OSのデータを組み合わせ、避難誘導案内放送ロボットによるお客さまの誘導実施し、一時避難と街への誘導スムーズに行うための検証を行います。
また、平時において、鉄道遅延などによる駅や電車混雑時誘導や、遅延解消後帰宅などを促す案内誘導検証します。

(3) 実施体制

JR東日本、NTT東日本、KDDIの3社にて推進します。

企業役割
JR東日本 全体のマネジメントと高輪ゲートウェイ駅における実証・検証を実施
NTT東日本 品川港南エリアの施設にて他エリアとの連携検証機能を構築し、高輪ゲートウェイ駅と同様の実証・検討を実施
KDDI TAKANAWA GATEWAY CITYの都市OSを構築 (注5) し、サービス実証および品川港南エリアとのデータ連携に必要な共通設計を実施

2. 今後の展望について

実証実験を通じて、TAKANAWA GATEWAY CITYと品川港南エリアデータ連携必要都市OSの設計思想基本機能エリア共同検討することで、開発が進む品川駅周辺エリアとの連携によるエキマチ一体の新たなスマートシティモデル実装目指します。

  • 注1) デジタルの力で東京ポテンシャルを引き出す「スマート東京」の実現に向け、データ先端技術活用したサービス都市実装推進する中で、都心部西新宿など先行実施エリアにおいて構築した都市OSの取組成果都内全域へ広げていくため、2023年度より実施されるプロジェクト
  • 注2) 街の設備や街の人に関するデータ収集分析して、そのデータ活用した新たなサービス創出可能とするデータ基盤
  • 注3) 本実証ではダイヤ遅延情報在線位置情報編成当たりの乗車人数などをいう。
  • 注4)「品川駅田町駅周辺地域 都市再生安全確保計画」における首都直下型地震想定した取り組み
  • 注5) TAKANAWA GATEWAY CITYでの取り組みは、JR東日本とKDDIが場所時間にとらわれない"くらし"を実現する「空間自在プロジェクト」の一環として取り組んでいます。

※この記事に記載された情報は、掲載日時点のものです。商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。