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法人トピックス

渋谷区とKDDI、高齢者デジタルデバイドの解消に向けた協定を締結

  • 東京都渋谷区
  • KDDI株式会社

東京都渋谷区 (区長: 長谷部 健、以下 渋谷区) とKDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区代表取締役社長 CEO: 髙橋 誠、以下 KDDI) は2024年2月7日、デジタルデバイド解消に向けた協定 (以下 本協定) を締結しました。
両者本協定により、スマートフォンおよびアプリ活用支援デジタル機器アプリを通じた生活質向上など、渋谷区高齢者に向けたデジタルデバイド解消に取り組んでいきます。

背景

  • 両者は2021年9月から2023年8月まで、高齢者デジタルデバイド解消に向け、スマートフォン無料で貸し出す実証事業 (以下 本実証) を通じて、1,526名の高齢者スマートフォンを貸し出すほか、スマートフォン勉強会などを実施しました (注1)本実証結果実証参加者の8割以上実証後スマートフォン継続的利活用し、渋谷区デジタルデバイド解消貢献しました。
  • 両者は、渋谷区パートナー協定締結している津田塾大学 (所在地: 東京都小平市学長: 高橋 裕子) と連携し、本実証参加した高齢者使用したスマートフォンログデータや、渋谷区実施した講習会・スマホ教室・イベントなどのアンケートデータを基に、高齢者スマートフォン利活用に関する分析実施しました。高齢者スマートフォン利活用促進に向けては、スマートフォンの使い方などを気軽にいつでも相談できる環境などが重要であるほか、スマートフォンおよび健康アプリ定期的利用フレイル (心身虚弱状態) の予防貢献できることが分かりました。

なお渋谷区は2024年2月15日、高齢者のスマートフォンの利活用に関する分析結果を取りまとめた報告書を公開します (渋谷区HP)。

<デジタルデバイド解消結果>

両者は、過去のさまざまな取り組みを通じ、渋谷区デジタルデバイド解消加速させるために、スマートフォン活用支援スマートフォンの使い方を安心して相談できる地域づくりなどを行うため本協定締結に至りました。

本協定について

1. 協定内容

(1) スマートフォンアプリなどの活用支援
(2) スマートフォンなどのデジタル機器アプリなどに関する学びの機会提供
(3) デジタル機器アプリなどを活用した健康活動見守り (共助) の推進
(4) 生活の質の向上につながる渋谷区推奨アプリ普及促進活用支援
(5) デジタル機器について安心して相談できる地域づくり
(6) 前各号に掲げるもののほか、相互協力することが必要と認められること

2. 両者の役割

(1) 渋谷区

  • 区有施設の活用
  • スマートフォンなどのデジタル機器やアプリに関する学びの提供
  • デジタル機器やアプリなどを活用した健康活動や見守り (共助) の推進
  • 生活の質向上につながる渋谷区推奨アプリの普及促進と活用支援
  • デジタル機器について安心して相談できる地域づくり

(2) KDDI

  • 渋谷区スマホサロン (スマホ相談所) 施策における「業務の1%活動」(注2) との連携
  • 渋谷区内でのスマートフォン講座の開催
  • auショップにおける渋谷区推奨アプリの活用

なお渋谷区は2024年1月15日、高齢者健康増進目的としたアプリ活用事業ハチさんポ」(注3)開始しています。

両者本協定を通じて引き続き高齢者デジタルデバイド解消実現し、渋谷区民生活質向上目指していきます。

※この記事に記載された情報は、掲載日時点のものです。商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。