このページはJavaScriptを使用しています。JavaScriptを有効にして、または対応ブラウザでご覧下さい。

閉じる
閉じる
法人トピックス

年間で約1日分のPC“接続タイムロス”が発生──外出先でPCをインターネットに接続する手間、約70%がストレスを感じる ~約75%がeSIM内蔵PCがあれば生産性と幸福度が向上すると回答~

  • KDDI株式会社

KDDIは、仕事業務での外出時にPC を使用し、インターネット接続する全国ビジネスパーソン1,000名を対象に、武蔵野大学教授・慶應義塾大学名誉教授 前野隆司氏監修の下、オフィス外でのPCのインターネット接続に伴うストレス幸福度関係について調査しました。少子高齢化に伴う労働人口減少直面する現代社会において、限られた人的資源でいかに生産性を高めるのかが企業経営課題の一つとなっています。オフィス以外場所で働くモバイルワークが進む中、場所移動するたびにPCのインターネット再接続する手間不便さが作業中断につながり、1人当たり年間約1日のタイムロス発生することが明らかになりました。

調査サマリ

外出先でPCをインターネット接続する手間によって引き起こされるストレスは、心身ともに健康で、高いパフォーマンス発揮できる、ウェルビーイングな働き方の実現にあたって課題であると考えます。KDDIはConnectIN採用PCを通して、生産性向上という企業課題と向き合い、接続タイムロス解消していくことで、企業持続的成長社会課題解決に取り組んでいます。ConnectIN採用PC はeSIMによる5G/LTE通信機能内蔵のため、スムーズインターネット接続可能であり、働く人のストレス軽減幸福度向上寄与することが期待されます。

調査結果

1. 働き方改革はPCの利用形態にも影響を与えている

令和6年の総務省通信動向調査 () によると47.3%の企業テレワーク導入され、ワークライフバランス向上への関心が高まっています。本調査では、オフィス以外場所仕事をするモバイルワーカーのうち、週5日程度外出先でPCを利用するビジネスパーソンは65.3%にのぼり、モバイルWi-Fiルータースマートフォンテザリング機能を使ったインターネット接続を行うなど、働き方の変化がPCの利用形態にも影響することが分かりました。

65.3%が週5日程度外出先での仕事をするためにPCを利用すると回答
<PC利用頻度>
上位のモバイルWi-Fiルーターは49.4%、スマホでテザリングは40.7%にのぼる
<外出先でのインターネット接続環境 (複数回答あり)>

2.外出先でのインターネット接続の手間によって、3人に2人がPC作業の中断を経験。7割以上がストレスを感じるという結果に。

モバイルWi-Fiルータースマートフォン携帯忘れ、バッテリー切れ、データ容量制限などにより、外出先でPC作業中断経験した“ネット接続難民”は67.2%でした。このような、誰もが経験するような“あるある”が原因で、外出先でのインターネット接続手間ストレスに感じている人は71.3%にのぼります。

3人に2人がPC作業の中断を経験し、71.3%がストレスに感じている

3.外出先でのインターネット接続で感じるストレスは、ご飯の炊き忘れと同等

外出先でのPCのインターネット接続は、ビジネスパーソンにとって日常一部となる中、接続トラブルによる作業中断は「仕方がないもの」として見過ごされています。本調査において、日常生活で生じるストレスとの比較聴取したところ、外出先でのPCのインターネット接続によって感じるストレスは、「ビデオ会議中音声映像頻繁途切れること」や「炊飯器スイッチを押し忘れて、ご飯が炊けていなかったこと」、「強風で歩くたびに傘がひっくり返ること」など、日常遭遇するさまざまなストレスシチュエーション同様現代人ストレス要因になっていることが明らかになりました。これまで見過ごされてきたストレス要因をKDDIのつなぐチカラをもって解消し、単なる業務効率化に留まらず、心身ともに健康で高いパフォーマンス発揮できると考えます。

4.外出先でのPCのインターネット接続で作業を中断することが積み重なり、1年間では約1日分の接続タイムロスが発生

テザリングモバイルWi-Fiルーター使用したインターネット接続がうまくできず、作業中断した平均時間調査したところ、1日平均18分の接続タイムロス発生することが判明しました。外出先でPCをインターネット接続するたびに発生する“接続タイムロス”は、1年間で約22時間となります。労働人口減少に加え、働き方改革推進される中、1日平均18分の接続タイムロスが積み重なることで従業員貴重リソースが失われています。PCのみでインターネット接続可能なeSIM内蔵PCがあれば、スムーズなインターネット接続可能となり、ビジネスパーソンストレス要因である“接続タイムロス”を解消することができます。

PC作業の中断は1日平均18分1年間では22時間(約1日分)の接続タイムロスが発生

5.7割以上がeSIM内蔵PCで生産性と幸福度が上がると回答

eSIM内蔵PCによって生産性向上すると答えた人は75.1%、幸福度向上すると答えた人は78.4%でした。インターネット接続にまつわるトラブル経験した人のうち88.2%が生産性向上する、89.1%が幸福度が上がると回答しました。しかしながら、eSIM内蔵PCの認知度は61.8%にとどまり、実際使用したことがある人は4人に1人と、少数派である結果となりました。

約75%がeSIM内蔵PCを使うと生産性が向上すると回答
約78%がeSIM内蔵PCを使うと幸福度が向上すると回答

監修者からのコメント

武蔵野大学教授・
慶應義塾大学名誉教授
前野 隆司

現代変化が激しく情報過多多様ストレスに晒されがちな時代です。ストレスウェルビーイング (幸せ、健康、心と体のいい状態) 低下させることが多くの研究により明らかにされており、ウェルビーイング専門家として、ストレス低減は極めて重要課題だと考えています。
このたびの調査結果テクノロジー進歩利便性をもたらす一方、「外出先インターネット接続することが手間」「移動するたびに再接続することで仕事中断される」といった新たなストレスを生み出していることが明らかになりました。また、仕事外出先でPC使用インターネット接続する際の煩雑さ・面倒さがストレスにつながっていることも分かりました。これらは現代社会諸課題相似形をしています。すなわち、モバイルワークが進み、本来場所を選ばずに、より仕事円滑に進められるはずが、「外出先でWi-Fi探しをする」「テザリングをしたいのにスマートフォンバッテリーが足りない」といった状況は、現代社会諸課題同様、人々が便利と引き換えに時間や心の余裕を奪われるというストレス構造を表していると考えます。

ストレス時間削減し、効率性を高めることは、仕事環境整備にもつながり、ワークライフから得られる充実感という「長続きする幸せ」に繋がります。また、人々の成長創造性発揮にもつながります。すなわち、ウェルビーイングの高い働き方の実現につながると考えられ、このため、インターネット接続をはじめとする現代諸課題解決は、現代人ストレス低減ウェルビーイング向上のために極めて重要であるといえるでしょう。

調査概要

調査期間 2025年7月10日~7月15日
調査方法 インターネット調査
調査対象 仕事・業務での外出時にPC を使用し、インターネットに接続する全国のビジネスパーソン1,000名

参考

ConnectIN採用PCとは

KDDIが提供する「製品通信機能内蔵させるためのシステムConnectIN」を採用したPC。
ConnectIN採用PCは、本体購入代金データ量無制限通信利用権 (5G/LTE) が付帯するため、毎月通信費支払いは不要であり、au回線利用できるエリア内であれば、いつでも安全かつ安定した通信手軽にご利用いただけます。


※この記事に記載された情報は、掲載日時点のものです。商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。