「ConnectIN」採用の法人向けPCに、NTTドコモ回線を追加

KDDIは2025年10月23日から、製品やサービスと通信を一体化する「ConnectIN」を採用した法人向けPCにおいて、NTTドコモ回線の対応を開始します。
お客さまのニーズに応じて「au回線」「NTTドコモ回線」「au回線とNTTドコモ回線併用」を選択いただけます。au回線とNTTドコモ回線の併用により、災害時などにおけるBCP対策も可能です。

第1弾として2025年11月から、Dynabook株式会社 (本社：東京都江東区、代表取締役社長 兼 CEO：覚道 清文) およびVAIO株式会社 (本社：長野県安曇野市、代表取締役社長：山野 正樹) 、ダイワボウ情報システム株式会社 (本社：大阪府大阪市、代表取締役社長：松本 裕之) の3社の製品へのNTTドコモ回線対応を開始します。対応開始日は各社により異なります。具体的な開始日については、各社のサービスサイトにてお知らせします。今後も対応製品は順次拡大予定です。

KDDIは2025年1月から製品やサービスと通信を一体化する「ConnectIN」を提供開始し、法人向けPCへの導入を進めてきました (注) 。
ConnectIN採用PC は、PCメーカーが製品料金に一定期間の通信料を組み込んで販売するため、製品を購入するだけで月々の通信料を支払わずに通信を利用できることが特長です。
法人のお客さまからは、「災害時などにおけるBCP対策等のニーズに合わせて、キャリアを選択・複数利用したい」といったニーズがあり、NTTドコモ回線対応に至りました。　

各社サービスサイトをご確認ください。

Dynabook株式会社 執行役員 国内PC事業本部 本部長 武田 篤幸氏は、次のように述べています。
「『ConnectIN』とのコラボレーションモデル、データ通信利用権付き『dynabook eSIM Startin’』において、従来のau回線に加えNTTドコモ回線にも対応できることをうれしく思います。
AIの利用が増え、働き方の多様化も進む昨今においては、より安心してご利用いただけるデータ通信環境と、いつでもどこでも使い続けられる高性能なPCが、事業継続性の観点からも重要視されております。
当社は、今後もKDDI様との連携を通して、ビジネスを止めないPCの開発と、PCの導入・展開・運用・更新までをサポートするLCM (ライフサイクルマネジメント) 運用サービスの提供により、お客さまの事業継続に貢献してまいります。」

VAIO株式会社 取締役執行役員 開発本部長 林 薫氏は、次のように述べています。
「この度、KDDI様の『ConnectIN』がドコモ回線に対応されることに、当社としても大きな期待を寄せております。
『ConnectIN』の採用以降、多くの引き合いをいただき、お客さまがデータ容量を気にせず、より自由なモバイルワークを実現できるソリューションとして、販売実績も好調です。
その『ConnectIN』がドコモ回線にも対応することで選択肢が増え、より多くのお客さまが『ConnectIN』の価値を享受できることと思います。
今後も、PCと通信が一体化した『ConnectIN』の体験を広め、お客さまの自由な働き方を実現してまいります。」　  
詳細はこちらをご確認ください。

ダイワボウ情報システム株式会社 東日本・広域営業本部 モバイル・コミュニケーション営業部 部長 帯包 勇治氏は、次のように述べています。
「ダイワボウ情報システム株式会社もConnectIN採用PC『DIS mobile inside』を3月より開始。
5メーカー、13機種を提供しており、当社の強みでもある、マルチベンダー、101拠点の営業網による地域密着営業体制でお客さまのご要望に応じた、ConnectIN採用PCの付加価値提案を実施中です。今後も新たなメーカー様の対応機種を登場させる予定です。
今回さらにNTTドコモ回線で提供できることで、更なる選択肢、BCP対策など、お客さまの多様な要望にお応えできることを非常に嬉しく思います。」

KDDIは、「ConnectIN」を通じてさまざまな製品・サービスに通信を一体化し、通信を土台にお客さま企業とともに、WAKONXのアセットであるデータやAIサービスを活用した付加価値向上の実現を目指します。