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昨今、多くのお客さまがゼロトラストモデルへの移行に興味を持たれていることから、ゼロアカの実践研修では以下の研修コンテンツの学習を必須としています。
ゼロアカでは、【図1】に示すようなやり方でコンテンツの向上に努めています。ゼロアカ受講後、「現場」で業務を行っている受講者を対象に、研修内容が業務に活用できているかに焦点を当てたアンケートに回答いただいています。この回答結果を「振り返り」として分析し、ゼロアカに不足している要素を洗い出します。そして、不足している要素を補うことでカリキュラムを改善し、より良質なコンテンツにしていきます。
本プログラムでは、ゼロトラストに関する提案が未経験な社員を早期に戦力化し、セキュリティの専門家の育成を目的としているため、「学習プログラムが業務でどのように活かされたか」のアンケートを実施しています (アンケート結果は図2-1、図2-2を参照) 。それらのアンケート調査を通して、受講者の実践度を把握し、研修内容の充実度と受講者の経験値を可視化しています。
本講座ではアンケートを主に2種類実施しており、お客さまへサービスをご提供するまでをフェーズごとに区切り、どの時点で本講座が活かされているかを確認するアンケートと、個々人が行う対応ごとに区切ったアンケートを実施しています。アンケートを別々の視点で取得することで、受講者のニーズに合った内容へブラッシュアップしています。
本記事では、研修コンテンツおよび研修プログラムの有用性についてご紹介しました。受講者と相互関係を築くことで、研修コンテンツの質は向上し、受講者は業務に活かせる学習ができます。今後もセキュリティ専門家を育成し、お客さまの課題解決に貢献してまいります。
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