通信と多様なケイパビリティを活用し、DXと事業基盤サービスでお客さまビジネスを支援します。
CO2排出量の可視化から削減まで、一貫してカーボンニュートラル実現を支援します。
KDDIは『つなぐチカラ』でビジネス、ライフスタイル、社会をアップデートします。
場所にとらわれずつながるソリューションを、デバイスからセキュリティまで支援します。
多数の次世代型低軌道衛星により高速・低遅延通信を提供します。
データセンターからネットワークまで、業務に最適なソリューションをトータルで提供します。
中小規模の事業者向けに特化したスマートフォンのご利用方法のご案内です。
中小規模事業者のやりたいことや変えたいことを、モバイルとクラウドの技術を用いてサポートします。
※ 記事制作時の情報です。
モビリティについて、以下2点を解説します。それぞれ詳しくみていきましょう。
モビリティ (Mobility) とは「可動性」「移動性」「流動性」を意味し、交通関連の話題では「人や物が移動する能力や手段」を示します。近年、この言葉がよく使われるようになった理由は、電動キックボードやドローン、自動運転など新たな移動手段と技術が登場したからです。
また、デジタル庁では、モビリティを「人から物まで」「歩くから飛ぶまで」の全ての移動を対象にしています (注1) 。国民の自由な移動手段の確保や物流の効率化、環境負荷低減などを喫緊の課題と捉え、官民連携のもとでデータ共有や利活用のルール整備を進め、高付加価値な空間利用と効率的な移動の実現を目指しています。
モビリティ分野は、社会生活を支える基盤の1つであり、その進化は単なる移動手段の改良にとどまらず、交通事故の削減や都市の効率化など多様な課題解決に寄与します。具体的なモビリティの事例は以下のとおりです。
モビリティの具体例を以下2つの区分で紹介します。
個人向けモビリティの具体例は、以下のとおりです。
自転車や自動車、電動キックボードのシェアリングサービスの登場で、個人向けモビリティは必要なときだけ利用する形態へと変化を遂げ、人々の移動手段の選択肢を広げています。
今後はAIによる最適な移動手段の提案や自動運転技術を活用した無人タクシーなど、さらに多様なモビリティサービスの登場が予想されます。
次世代モビリティは、すでに私たちの生活や都市のあり方を変えはじめています。ここでは、その革新的な取り組みについて紹介します。
モビリティ業界、特に自動車業界ではCASEを中心に進化しています。
CASEとは「Connected (コネクティッド) 」「Automated/Autonomous (自動運転) 」「Shared&Service (シェアリング&サービス) 」「Electric (電動化) 」の頭文字をつなげた言葉です。それぞれみていきましょう。
最新のモビリティ技術には、以下のテクノロジーが活用されています。
KDDIは、最先端の技術と多層的なアプローチを通じて、モビリティ分野におけるさまざまな課題の解決を目指しています。その取り組みの中心にあるのが「WAKONX (ワコンクロス) 」です。「Network Layer」「Data Layer」「Vertical Layer」という3つのレイヤーで、モビリティを含む6つの領域でさまざまなソリューションを提供しています。
また、コネクティッドカーの分野では、世界各地で2800万台以上の車両をサポートし、24時間365日の体制で運用や監視を行っています。
さらに、自動運転技術や生成AI、SDV (Software Defined Vehicle) といった最新技術を積極的に導入し、移動手段の安全性と利便性の向上を追求しています。モビリティの進化は、コネクティッドカーだけでなく、ドローンや水空合体ドローン、物流DXなど多様な分野に広がり、移動の概念そのものを覆すような開発を進めています。
先端技術の活用を通じて、KDDIは移動や運搬に新たな価値を提供すると同時に、社会課題の解決を目指します。
モビリティ分野は、通信技術やテクノロジーの進化により、その可能性をさらに広げています。自動運転、電動化、MaaSといった革新的な取り組みを通じて、効率的で持続可能な未来のための交通システムの実現が進められており、今後もビジネスシーンに大きな変化をもたらす可能性を秘めた分野として目が離せません。
KDDIは2000年代の初めから、国内の主要自動車メーカー向けにグローバル通信プラットフォームを提供しており、モビリティに関する取り組みは20年以上にわたります。現在は自動車だけでなく、ドローンや物流DXなど、新たな移動手段の開発にも注力しています。
KDDIは、自社が持つAI、クラウド、大規模計算基盤、ネットワークインフラを活用し、今後もパートナー企業との共創を通じて、モビリティや物流を含むさまざまな産業分野で未来を切り拓いていきます。モビリティサービスについてはKDDIまでご相談ください。