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会社携帯を紛失したときの対応は?すぐにとるべき対応内容と今後の防止策を解説

会社携帯を紛失したときの対応は?すぐにとるべき対応内容と今後の防止策を解説

2024 11/29
気をつけていても、どうしても発生するリスクのある会社携帯の紛失。個人の携帯電話にも大切な情報が入っていますが、会社携帯には会社の機密情報を保存していたり、社内情報にアクセスできる権限を持っていることがあるため、情報保護の観点からも、特に避けたい事態です。
実際に紛失してしまった場合は、どうすればよいのか。万が一の紛失が起きたときに「当事者」がとるべき行動と、「会社携帯の管理担当者」がとるべき行動を解説しますので、実際に起きた時の対処法や今後の対応策として役立てていただけましたら幸いです。

会社携帯を紛失した際に「当事者」がとるべき行動

1. 会社への報告

何よりまずは会社報告しましょう。自分では落ち着いているつもりでも、紛失時平常精神状態ではない可能性が高いと考えられ、まずは冷静判断できる人に報告し、その後の指示を仰ぐことが大事です。

また、報告が遅れるほど紛失後対応も遅れ、その後の被害拡大する恐れがありますので、以下報告項目参考にしながら、社内ルールに則り、まずはわかる範囲だけでもまとめて、できる限り早く第一報として上司または会社携帯管理者報告しましょう。

社内で怒られるビジネスマン

紛失時の報告内容例

  • 紛失日時
  • 紛失した場所状況
  • 対象携帯電話番号
  • パスワードロック有無
  • バックアップデータ有無
  • 影響範囲確認:端末内に保存されていた情報や、アクセスできる社内情報など

特に影響範囲に関しては、「個人情報金融決済情報を含むかどうか」が、情報漏えい事故としての被害レベル確認の際に重要ポイントとなってきます。もちろん普段から顧客情報を持ち歩かないことが重要ですが、万が一、紛失した会社携帯内機密情報が入っている可能性がある場合は、可能性段階であっても、しっかり会社報告しておきましょう。


2. 紛失現場の再確認

すでに心当たりがある場所十分に探した上で、紛失したと判断していることがほとんどだと思いますが、もしほかの人を呼ぶことができるのであれば、再度一緒紛失可能性のある場所を探してみることをおすすめいたします。発見確率を高めるひとつの手段としては、探索する目を増やすことです。また、紛失当事者以外視点現場を見ることも発見可能性を高めることにつながりますので、確実保有していたと認識できる場所から紛失に気づいた場所までの行動を遡り、複数の目でもう一度探してみましょう。

会社携帯紛失は、急いでいるときやお酒が入っているときなど、平時精神状態ではない時に起きる可能性が高い傾向にあります。特にそのような精神状態でのタクシー電車での置き忘れが多いため、電車であれば乗った路線確認タクシーであれば領収書確認するなどして、それぞれの忘れ物の管理センターにも連絡することをおすすめいたします。

スマホをなくして焦るビジネスマン

3. 警察への届け出 (遺失届)

会社への第一報が済み、紛失現場探索でも見つからない場合は、先に見つけた人が警察に届けている可能性もありますので、少しでも発見確率を上げるためにも、一度現場付近交番警察署訪問し、遺失届を出すようにしましょう。

紛失した際に会社携帯管理者がとるべき行動

では、紛失報告を受けた会社携帯管理者がとるべき行動は何でしょうか。会社内ルールを設けているところも多いと思いますが、これからルール策定する場合や、初めて紛失対応を行う場合は、以下対応例を基に、適切行動を取っていきましょう。


1. 遠隔ロックや遠隔データ削除

まずは、携帯内情報を守ることが大切です。遠隔ロック遠隔データ削除対応している場合は、モバイルデバイス管理ツール (MDM) で、すぐに遠隔ロックを行いましょう。

モバイルデバイス管理ツールでの遠隔対応

  • パスワードロック状況確認
  • 遠隔パスワードロック実施
  • 遠隔データ削除実施

データ削除判断に迷う場合は、会社内上席者情報管理責任者連絡し、判断を仰いだ上で実行、もしくは契約している通信会社実行依頼しましょう。バックアップデータがあれば後から復元できますので、バックアップ有無利用者確認しておくと、迷った際の判断役立ちます。

スマホへの遠隔ロックのイメージ

2. 紛失端末の状況確認

遠隔ロック確認できたら、そのままモバイルデバイス管理ツールで、紛失端末状況確認しましょう。位置情報検索端末側事前設定必要ですが、確認できれば発見可能性が高まりますので、手がかりとして確認することをおすすめいたします。

モバイルデバイス管理ツールでの確認内容

  • 位置情報の確認
  • 利用状況 (不明な通信の有無)

3. 会社内での報告

遠隔ロック紛失端末状況確認できたら、現時点での情報をまとめた上で、上席者もしくは情報管理責任者報告しましょう。第二報以降報告については、紛失者冷静でない可能性もありますので、進展有無にかかわらず、紛失当日業務終了前再度最新状況確認するなどして、次のアクションについてこちらからサポートすることが大事です。


4. 通信会社への利用停止連絡

次は紛失した携帯電話利用停止手続きです。不正利用を防ぐだけでなく、紛失携帯悪用されることがないよう、契約している通信会社連絡し、速やかに利用停止手続きを行いましょう。ただし、機種によってはオフラインになることで位置検索ができなくなる場合もありますので、停止タイミング紛失場所再確認のあとにするなど、紛失者連携して実行することをおすすめいたします。


5. 被害の影響範囲の確認、社外への連絡

状況確認を進めるなかで、紛失による影響範囲確認でき次第、次はその範囲に応じて社外への周知必要かどうかの確認必要です。万が一お取引先さまや個人のお客さまに影響がある場合は、周知および対応内容社内検討していきましょう。


6. 再発防止策の確認・見直し・徹底

今後防止策については、一連対応が落ち着いてからでないと考えられる状況にないかもしれませんが、次の被害を防ぐためにも、できるだけ早い段階で起きてしまった紛失事例を基に対応策見直し、社内周知徹底していきましょう。


7. 新しい会社携帯の手配

最後に、再度会社携帯必要場合は、新しい携帯電話手配しましょう。保証サービス加入している場合は、契約している通信会社連絡することで代替機種入手できますので、保証有無確認しておくとよいでしょう。

スマホへの遠隔ロックのイメージ

上記一例に、紛失時管理者対応事前マニュアル化しておくことで、対応一貫性が保たれ、担当者が迷わず行動に移せるため、会社リスク最小限に抑えることができます。

紛失に備えた事前の対応策、確認しておくこと

ここまで紛失が起きたときの対応解説しましたが、会社携帯紛失については、事前対策非常重要です。発見率アップ情報漏えいの防止紛失後サポート観点でも、事前対策対応した会社携帯を選んでおくことが、大事対応策のひとつといえるでしょう。

会社携帯の紛失事前対策例

  • 本体パスワードロック設定
  • 位置検索事前設定
  • 遠隔ロック遠隔データ消去サービスがある会社携帯を選ぶこと
  • 紛失盗難故障時保証サービスがある会社携帯を選ぶこと
  • 運用ルール策定徹底

au会社携帯であれば、これらの事前対策対応したサービスをご用意しておりますので、ぜひご参考にしてください。

紛失は必ず起こるものとして対策を

どんなに気をつけていても、注意喚起を行っていても、持っている人が人間である以上、「ついうっかり」を完全になくすことはできません。企業情報漏えいを防ぐためには、会社携帯紛失しないための運用ルール徹底だけでなく、紛失がいつか起こるものとして、紛失前提とした対策を立てておくことが重要です。

紛失に備えた対策がとれる会社携帯をお探しの際は、ぜひauをご検討ください。紛失事前対策だけでなく、実際発生した際の対応事前に入っておくと安心保証サービスなど、トータル安心してご利用いただける会社携帯をご提案させていただきます。

携帯・スマホをなくして探し物をするビジネスウーマン

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