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モバイルWi-Fiルーターとテザリングはどっちが便利でおトク?選び方やメリットとデメリットを解説

モバイルWi-Fiルーターとテザリングはどっちが便利でおトク?
選び方やメリットとデメリットを解説

2024 11/29
営業や出張など、外出先での利用が多いモバイルWi-Fiルーターとテザリング。どちらも非常に便利なものですが、仕事の利用シーンにおいて、どちらのほうが便利でおトクなのでしょうか。契約を前に悩まれている方のために、費用や便利さの観点から、選び方とあわせて詳しく解説いたします。

モバイルWi-Fiルーターとテザリングの違いは?

モバイルWi-Fiルーターテザリングは、どちらもPCやタブレットとWi-Fi接続してインターネットができるということに違いはありませんが、接続先スマホモバイルWi-Fiルーターかという点で、以下のような違いがあります。

テザリング モバイルWi-Fiルーター
通信速度 4G・ 5G の通信速度に準じる 4G・ 5G の通信速度に準じる
データ量の上限 スマホで契約した料金プランの
データ量上限に準じる
モバイルWi-Fiルーター契約時の
データ量上限に準じる
最大接続数 iPhone: 5台
Android: 10台
10台以上〜
※ 上限数は機種による
バッテリー スマホのバッテリー量に準じる モバイルWi-Fiルーター単独のバッテリー量
料金 スマホの料金+テザリング利用料
※ テザリング利用料に関して無料の通信会社もあり
モバイルWi-Fiルーター専用の料金プラン
持ち運び スマホだけでOK スマホを利用する場合は
モバイルWi-Fiルーターと2台持ち運びが必要

ポイントを詳しく見ていきましょう。
 

1. データ量の上限

ひとつめの大きな違いは、月に利用できるデータ量の違いです。テザリングスマホ機能であることからも、そのデータ容量スマホ利用分共有であり、スマホ契約している料金プランデータ通信量上限となります。また、スマホの使い放題プランに入っていても、テザリング利用分は別カウント容量制限があったり、通信速度制限があったりしますので、テザリング利用前には自分契約している料金プラン確認しておくとよいでしょう。

スマホのデータ容量上限のイメージ図

一方モバイルWi-Fiルーターは、スマホとは別の回線として専用料金プラン契約する形になりますので、当然ながらスマホデータ利用量左右されません。その専用料金プランも、大容量プランから小容量プラン、使い放題プランなど、通信会社ごとにデータ通信専用プラン用意されていますので、自身利用意向にあわせて上限設定できます。

特にたくさんのデータ通信必要とする人の場合スマホとの共有ではすぐに上限値に達する可能性がありますので、別カウントとなるモバイルWi-Fiルーターを選ぶほうが安心して利用できるでしょう。


2. バッテリー

ふたつめの大きな違いは、バッテリーの持ち時間です。特にWi-Fiでテザリングする場合スマホ電池消費が早く、数時間電池残量レッドゾーンに入る場合もあります。モバイルWi-Fiルーター場合は、もちろん機種ごとに差分はあるものの、基本的にはデータ通信専用機器としてある程度連続通信時間に耐え得る設計になっている機種が多いので、長時間利用見込む人は、スマホとは別バッテリーとなるモバイルWi-Fiルーターのほうが良いでしょう。

モバイルWi-FiルーターによるPCとのWi-Fi接続

3. 料金と持ち運びの便利さ

このようにデータ量やバッテリーの面ではスマホと別になっていることがモバイルWi-Fiルーターメリットとなりますが、料金と持ち運びに関しては、モバイルWi-Fiルーターのほうがスマホとは別であるがゆえに、新たに月額費用がかかり、持ち運ぶ機器が増えることになりますので、スマホだけで完結するテザリングのほうが、おトク手軽だといえます。

比較表にある残りの項目通信速度最大接続数に関しては、外出先でPCやタブレットをつないで通信するケースにおいてそこまでの違いを感じる機会が少ないと思いますので、上記の点を踏まえ、テザリングモバイルWi-Fiルーターがおすすめの人を解説していきましょう。

テザリングとモバイルWi-Fiルーターはどっちがおすすめ?

1. テザリングのメリット


  • 持ち歩く荷物スマホだけでOK
  • スマホ料金利用できる (通信会社によってはテザリングオプション料金がかかるケースあり)

おすすめな人

  • 外出先でのPC作業時間が長くない人
  • 軽めのデータ通信中心で、外出先では重いデータのやり取りをしない人
  • とにかく荷物を減らしたい人

カフェでテザリングをしてPCで仕事をするビジネスマン

テザリングに関しては、やはりスマホだけで利用できるところが一番メリットです。
また、利用に関する手軽さについても、テザリング対応したスマホさえ手元にあれば、専用オプションプランに申し込みするだけで利用開始できるため、その場ですぐに利用できるところもメリットのひとつです。

auの「テザリングオプション」を例に挙げると、多くの料金プランオプション料金無料 (注1) 、au Style/auショップ店頭でのお申し込み、またはMy auで9時から20時までにお申し込みいただいた場合は、5〜10分後スマホ再起動するだけで当日から利用できます。(注1) その手軽さから、個人だけでなく、法人契約スマホでも多くの企業さまが利用しているオプションです。

  • ※ auホームページへ遷移します。

2. モバイルWi-Fiルーターのメリット


  • スマホ料金プラン関係なく自分のWi-Fi利用量に応じた料金プラン設定できる
  • スマホバッテリー消耗を気にせず外出先でWi-Fiを利用できる

おすすめな人

  • 外出先使用するデータ量が多い人
  • 外出先でのPC作業頻度が多い人
  • スマホ充電優先したい人

モバイルWi-Fiルーター一番メリットは、やはり電池持ちの長さと、専用データ通信料金用意されているところです。

auの法人向モバイルWi-Fiルーター料金プランを例に挙げると、「モバイルルータープラン 5G」であれば、月間データ容量上限がない (注2) ので、データ残量を気にせずに外出先でもインターネット接続できます。

電池持ちに関しても、auの法人向データ通信端末Speed Wi-Fi 5G X12 NAR03」であれば、約9時間 (注3)連続通信可能なため、勤務時間内での使用十分耐えうるバッテリー性能があり、安心です。

Speed Wi-Fi 5G X12 NAR03
  • 注1) ご利用料金に関する適用日適用条件など詳細は、auホームページテザリングオプション」にてご確認ください。
  • ※ auホームページへ遷移します。
  •  
  • 注2) 一定期間内大量データ通信のご利用があった場合混雑する時間帯通信速度制限する場合があります。そのほか、月額料金やご利用に関する詳細は、KDDI法人サイト「モバイルルータープラン 5G 」にてご確認ください。
  • 注3) 電波正常受信できる静止状態での平均的利用可能時間です。実際使用できる時間は、データ通信時間回数メール作成時間メール送受信回数インターネット・各種アプリケーション使用状況・ネットワーク状況などのさまざまな条件により大きく変動します。そのほか、機種スペックなど詳細は、KDDI法人サイト「Speed Wi-Fi 5G X12 NAR03」にてご確認ください。

 

利用シーンに応じて最適な選択を

テザリングスマホデータ容量を使うことに加え、バッテリーへの負担が大きいという注意点がありますが、スマホさえあれば外出先でもWi-Fiに接続できますので、外出先でのWi-Fi使用頻度が少ない人には手軽便利機能といえます。一方で、日常的外出が多く、移動先でのPC作業時間が長い人や、動画高画質写真など重いデータのやり取りが多い人には、Wi-Fi機能特化したモバイルWi-Fiルーターがおすすめです。

具体的自分利用ケースであれば、テザリングモバイルWi-Fiルーターのどちらのほうが良いのか。判断に迷った際は、ぜひKDDI法人営業担当者または法人お客さまセンターにご相談ください。ご希望に応じた料金プランやおすすめの機種など、貴社ニーズにあったデータ通信環境をご提案させていただきます。
 

  • ※ 2024年11月現在情報です。

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