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通信速度の目安は?計測方法や対処法をご紹介!

通信速度の目安は?計測方法や対処法をご紹介!

2025 6/30
業務に欠かせないインターネット。その快適さを左右するのが「通信速度」です。スムーズな動画の再生やメールの送受信、ストレスのないオンライン会議——こうした体験を支えているのは、速く、安定した通信環境です。ここでは、通信速度がどのようなものか、上り・下りといった基本的な用語、そして速度を表す単位の意味について、やさしく解説します。インターネット回線選びやトラブル対応にも役立つ、大事なポイントを押さえていきましょう。

※ 記事制作時の情報です。

1.通信速度の基本的な知識

インターネット通信速度とは、データ送受信される速さのことです。この速度は、主にデータ送信に関わる「上り」と、データ受信に関わる「下り」というによって評価されます。これらの詳細以下解説します。

1-1.上り、下りとは

インターネット通信速度理解する上で重要要素として、「上り」「下り」があります。

上り速度は、データインターネット送信する速さで、メール送信ファイルアップロードなどに関わります。下り速度は、インターネットからデータ受信する速さで、ウェブサイト閲覧動画視聴ファイルダウンロードなどに影響します。ビデオ会議ウェビナー配信など、リアルタイム性が重要通信において特に下り速度が求められます。

1-2.通信速度を表す単位について

インターネット通信速度を示す基本的単位は「bps (ビーピーエス) 」です。これは「bit per second」の略で、1秒間にどれだけのビット (データ最小単位) を転送できるかを表しています。数値が大きいほど、通信速度が速いことを意味します。

より大きな通信速度を表す際は、このbpsに接頭語がついた「Kbps (キロビーピーエス) 」、「Mbps (メガビーピーエス) 」、「Gbps (ギガビーピーエス) 」が用いられます。1Kbpsは1,000bps、1Mbpsは1,000Kbps、そして1Gbpsは1,000Mbpsに相当します。これらの単位理解することで、インターネット回線やWi-Fiの性能比較検討する際に役立ちます。

オンライン会議を行うビジネスマンたち

2.現在の通信速度を確認する方法

パソコンと通信速度のイメージ画像

現在インターネット通信速度がどれくらい出ているのかを確認することは、通信速度が遅いと感じた際の原因を探るうえで非常重要です。通信速度確認する方法は、ウェブサイト上で簡単測定できるスピードテストや、特定ツールアプリ利用する方法があります。

これらの方法を使うことで、ご自身環境における「上り」と「下り」の速度測定できます。測定結果を見ることで、現在通信速度契約しているプラン見合っているか、あるいは一般的利用において十分速度が出ているかを確認する手がかりにしましょう。

2-1.KDDIのインターネット回線をご利用の場合の測定方法

KDDI回線をご利用場合、KDDIが提供するスピードチェック (通信速度測定) を利用することができます。全国各地設置したKDDIネットワーク内の速度測定サーバーにて、接続スピード計測し、ご利用になっているインターネット環境での最大通信速度測定することができます。

  • ※ auホームページへ遷移します。

2-2.KDDI以外のインターネット回線をご利用の場合

KDDI以外インターネット回線をご利用場合でも、通信速度測定可能です。Google で「スピードテスト」と検索すると表示されるインターネット速度テストや、スピードチェック (通信速度測定) に掲載している他社回線をご利用の方】オススメ速度測定サイト欄をご確認ください。

  • ※ auホームページへ遷移します。

これらの測定ツールインターネット上に設置されているため、ご利用回線からテストサーバーまでの経路を含めた速度測定されます。複数測定サイトアプリテストを行うことで、より客観的現在通信速度確認することができます。測定した結果通信速度が遅い場合後述する原因改善策参考にしてみてください。

3.通信速度が遅い場合にチェックすべきポイント

インターネット通信速度が遅くなる場合、いくつかの要因が考えられます。大きく3点に切り分けて原因を探ってみましょう。

3-1.ルーターなどの機器

インターネット回線自体問題がない場合でも、使用している機器原因通信速度が遅くなることがあります。

例えば、古いルーター使用している場合、5Gなど最新通信規格対応していないため、回線本来速度が出せないことがあります。さらに、使用している端末ルーターなどの機器一時的不具合発生している可能性も考えられます。

3-2.接続方法や環境の問題

Wi-Fiによる無線接続場合ルーターからの距離が離れていたり、壁や家具などの障害物があると電波が弱まり、通信速度低下することがあります。また、電子レンジコードレス電話といった家電製品などが発する電波とWi-Fiの周波数帯干渉し、通信不安定になるケースも考えられます。

モバイルルーターホームルータースマートフォンテザリング機能を使っている場合は、電波受信状況確認するようにしましょう。

3-3.インターネット回線

インターネット通信速度が遅くなる要因の一つとして、契約しているインターネット回線側問題が考えられます。光回線ではなく、ケーブルテレビ回線やADSL回線などを活用している場合は、元々の最大通信速度光回線よりも遅いため、速度が出にくい要因となります。さらに、プロバイダー側の設備問題や、通信障害特定帯域制限がかかっているといったケースも考えられます。

4.通信速度を改善するための対策

通信速度改善に向けた対策として、「機器再起動設置場所見直し」「接続方法変更」「契約見直し」の3点が挙げられます。1点ずつ詳細確認してみましょう。

4-1.機器の再起動や設置場所の見直し

通信速度が遅いと感じたら、一時的対処法としてまず試したいのがインターネット関連機器再起動です。モデムルーター使用しているパソコンスマートフォンなどの端末一度再起動することで、一時的不具合解消され、通信速度改善されることがあります。

4-2.接続方法の変更

無線接続 (Wi-Fi) を利用していて通信速度が遅いと感じる場合は、インターネット接続方式をIPv4からIPv6に変更することで、回線混雑を避けて快適通信可能となる場合があります。契約しているプロバイダーがIPv6 (IPoE方式) に対応しているか確認し、対応している場合接続方式変更検討してみましょう。

4-3.契約の見直し

上記方法一次的なものも含むため、そもそも求めている通信速度見合っていないインターネット回線契約している場合も考えられます。その際は、より高速光回線への乗り換えなど、ネットワーク環境見直しが重要です。

5.インターネット回線もKDDIにお任せください

インターネット通信速度は、ビジネス円滑に進める上で非常大切要素です。KDDIでは、ビジネスシーン快適インターネット環境提供しています。インターネット見直しにお悩みの方は以下記事見直しのポイントをご紹介しています。ぜひご覧ください。

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