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スマホで使えるトランシーバーアプリ「LINE WORKSラジャー」のメリット5選を解説

スマホで使えるトランシーバーアプリ
「LINE WORKSラジャー」のメリット5選を解説

2025 9/30
現場でのスムーズなコミュニケーションに便利なトランシーバーですが、2024年11月末の一部アナログ無線停波の影響もあり、新たな連絡手段としてスマホを活用するケースが増えてきています。実際にスマホアプリの活用は、どこまでトランシーバーの代わりになるのでしょうか。スマホのトランシーバーアプリである「LINE WORKSラジャー」を例に、代替えした場合のメリットなど、わかりやすく解説します。

※ 記事制作時の情報です。

1.「LINE WORKSラジャー」とは?「LINE WORKS」との関係は?

「LINE WORKSラジャー」は、LINE WORKS社が提供する、スマホトランシーバーとして活用できるアプリです。従来トランシーバーとは違い、声によるリアルタイム会話に加え、会話テキスト画像などの視覚的情報リアルタイム共有できます。

その名のとおり、ビジネスチャットツールである「LINE WORKS」が基盤となっていますが、「LINE WORKSラジャー単独でもご利用いただけます。まだ「LINE WORKS」を利用していない企業でもラジャーアプリだけを導入することができますが、「LINE WORKS」と共に利用することで、カレンダーファイル共有など一元的管理可能です。

このような「LINE WORKS」との連携を含め、「LINE WORKSラジャー」にはどのような特長があるのか、トランシーバーユーザーからの目線で詳しく見ていきましょう。

工事現場でスマホのトランシーバーアプリで会話する男性

2.「LINE WORKSラジャー」のメリット5選


①スマホ一台で完結する手軽さ

「LINE WORKSラジャー最大メリットは、何といっても普段使い慣れたスマホ一台ですべてが完結する点です。初めてトランシーバーアプリ利用する人でも、スマホ操作に慣れていれば直感的使用することができます。専用機器操作方法を覚える必要がなく、導入時研修コストも抑えながら導入できます。

イベント会場でスマホのトランシーバーアプリで会話する女性

また、通信距離についても、従来トランシーバーでは電波の届く範囲制限がありましたが、スマホ携帯電話回線利用するため、距離を問わず通信可能になります。

工事現場内イベント会場内だけでなく、地方支店など遠隔地にいる社員ともリアルタイム会話ができるため、広範囲作業管理が求められる現場や、複数拠点を持つ企業活用することもできます。


②会話の可視化による聞き逃しや振り返りへの対応

また、音声でのやり取りが自動的記録され、後から確認できる点も大きなメリットです。重要指示報告内容を聞き逃した場合でも、時間とともに記録される履歴確認することで、内容把握できます。トーク履歴は7日間保持されるため、保持期間中であれば、履歴から再度聞き直すことが可能です。

スマホのトランシーバーアプリで会話の履歴を確認するイメージ図

さらに上位プランであるアドバンストプランであれば、AI音声認識による文字起こしも可能です。

そのテキストを「LINE WORKS」経由共有することで、本部など離れた場所にいるメンバー会話内容把握することができます。自動的テキスト記録として残ることで、トラブル発生時原因究明や、指示の聞き間違防止などにも役立ちます。


③ボタン操作なしでハンズフリーな利用もOK

こちらも上位プランアドバンストプラン対応機能ですが、「LINE WORKSラジャー」では、「スマート発話終話」による声での操作可能です。これにより、両手が濡れていたり、手袋をしていたり、運転中両手が離せない状況でも、ハンズフリー状態会話ができます。

従来トランシーバーでも一部機種搭載されていますが、その機能アプリとして提供できるため、利用可能スマホすべてに適用できます。応答のたびにイヤホンスマホ操作がいらないので、作業を止めずに会話ができることが、大きな利点です。

  • 設定したキーワードで発話開始:もしもし、ラジャーオン、お疲れ様です など
  • 設定したキーワードで終話 (無音時間が続いても自動OFF)
発話開始のイメージ画像

④「LINE WORKS」との連携による多彩なコミュニケーション

もちろん、「LINE WORKSラジャー」では、「LINE WORKS」連携による写真報告書共有可能です。現場状況視覚的に伝えることで、より正確情報共有できます。

ほかにも「LINE WORKS」を勤怠管理機能連携すれば、勤怠記録からコミュニケーションまで、現場管理を「LINE WORKS」に集約することも可能です。日本普及しているLINEを基盤にしているからこそ、現場必要ツールを多くの人が使い慣れている操作感集約できることも、大きなメリットです。


⑤初期&運用コストの圧縮

5つめのメリットは、初期費用運用コストを抑えられることです。既存スマホ活用すれば、無線機単体購入費用レンタル費用などが不要となり、初期コストを抑えながらトランシーバー環境導入できます。

「LINE WORKSラジャー」とトランシーバーの比較

また、メンテナンス故障対応スマホサポート体制利用できるため、運用コストも抑えることができます。アプリ利用には月額利用料発生しますが、従来トランシーバーのように会社資産として管理する必要がないため、経理業務負担管理コストを抑えることも可能です。

ほかにもビジネス利用重要セキュリティ面でも、「LINE WORKSラジャー」は高い水準を保っています。企業管理するアカウント利用するため、個人のLINEアカウントとは切り離して利用でき、シャドーIT対策にも効果的です。

上記を踏まえて、あらためて従来トランシーバーとの特長をまとめます。それぞれに適した利用シーンがありますので、導入する状況にあわせて使い分けていくのがよいでしょう。


従来トランシーバーと「LINE WORKSラジャー」との詳細比較

従来トランシーバー LINE WORKSラジャー
通信距離 電波の届く範囲 スマホの通信範囲
初期費用 機器購入・レンタル費用 既存スマホの活用であれば無し
維持費用 なし 月額利用料
記録機能 機種に依存する 7日間保存
ハンズフリー 機種に依存する スマート発話・終話機能で可能
(上位プラン)
文字化機能 なし 自動文字起こしあり
(上位プラン)
画像共有 不可 LINE WORKS連携で可能
管理機能 なし 一元管理画面あり
セキュリティ 電波傍受リスク 暗号化通信

3.「LINE WORKSラジャー」で広がる活用シーン

このように「LINE WORKSラジャー」は、従来トランシーバー基本機能を備えながら、スマホ利便性多機能性を活かした新しいコミュニケーションアプリです。導入検討する際には、初期コスト削減操作簡便性多様コミュニケーションというメリットと、現場作業環境通信状況月額料金コストなどを総合的評価し、従来トランシーバーと比べて適したほうを活用するとよいでしょう。

もし「LINE WORKSラジャー」の導入検討する場合は、「LINE WORKS」の豊富導入実績のあるKDDIにご相談ください。無料トライアルもご用意していますので、貴社ニーズにあった導入から使い方までサポートさせていただきます。

LINE WORKSラジャーの詳細はこちら

  • ※ 本記事内で使用している画像はイメージです。実際のデザインや機能とは異なる場合があります。
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