契約している料金プランのデータ容量を超えると、その時点から当月末まで、通信会社が定める通信速度制限が適用されます。速度制限がかかるだけで、データ容量を使い切っても通信自体ができなくなるわけではありません。
ただし、制限中の通信速度は数百kbps程度にまで制限されますので、メールの添付ファイルの送受信や社内システムへのアクセスに時間がかかり、業務に支障が出る可能性があります。
では、月間データ容量を超えた場合は、どのように対処すればよいのでしょうか。
月末であれば、翌月にデータ使用量がリセットされるまで待つという方法もありますが、それでは仕事に支障をきたす可能性がありますので、
対処法をいくつかご紹介します。
上記のデータオプションはすべて、Web上で契約中のau法人携帯の契約状況や請求情報などを確認できる「My KDDI Biz」からすぐにお申し込みできますので、au法人携帯の管理担当者が状況を確認の上、各利用者に応じた対応を取ることが可能です。
データオプションを申し込む場合は、ホームの「契約内容変更」から手続き可能です。ほかにも、管理しているau法人携帯の通信量が上限に達した場合の通知メールの設定もできます。
【 契約内容変更例 】
では、事前の対策としては、どのような方法があるのでしょうか。
会社携帯は仕事で利用している以上、利用そのものを制限するのは難しいと思いますので、利用者と管理者の視点でできるだけ速度制限がかかる前に実践できる予防策をご紹介します。
会社携帯のデータ容量超過は、業務への影響や予期せぬ経費増加につながるリスクがありますが、事前の対策や適切な管理によってはそのリスクは軽減できます。各回線の利用状況に応じた最適な料金プランの選定や、定期的な通信量のモニタリングなどを行うことで、急な通信速度制限を未然に防ぐことが可能です。もし容量を超過してしまった場合でも、適切に対処すれば業務への影響を最小限に抑えることができますので、会社携帯を選ぶ際はデータ追加プランや管理サービスのある通信会社を選んでおくと安心です。