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Microsoft Officeの選び方とは?買い切り型とサブスクリプション型を比較してみました

Microsoft Officeの選び方とは?
買い切り型とサブスクリプション型を比較してみました

2025 7/31
ビジネスの現場で日常的に活用されている「Word」や「Excel」「PowerPoint」といったOfficeサービス。実はこれらの利用ライセンス形態は「買い切り型」と「サブスクリプション型」に分かれており、どちらを選ぶべきか悩んだ経験のある方は意外と多いのではないでしょうか。
本記事では、総務部門などのライセンス管理担当者さま向けに、費用面、運用面といった観点から比較し、2つのライセンス区分の違いを分かりやすく解説します。Officeソリューションの導入でお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

※ 記事制作時の情報です。

1.「Microsoft Office」のライセンスの違いとは

「Microsoft Office」とは、「Word」や「Excel」「PowerPoint」といったビジネス不可欠アプリケーションを含むソフトウェアです。これらのアプリケーション使用するためのライセンスには、大きく分けて買い切り型とサブスクリプション型があります。


1-1.買い切り型

買い切り型のOfficeとしては、代表的なものとして「 Office Home & Business 2024」が挙げられます。ライセンス購入後から継続して使用できる永続ライセンスのため、同一バージョン継続して利用し続ける場合は、購入後更新手続きや追加費用発生がないというメリットがあります。

注意点としては、クラウドストレージサービスである「OneDrive」は含まれていないため、ファイルバックアップ共有には別途ストレージ用意する必要があります。また、最新バージョンの「Excel」や「PowerPoint」を利用したい場合は、数年おきにライセンスを買い替えることが推奨となります。


1-2.サブスクリプション型

サブスクリプション型のOfficeとしては、「Microsoft 365」が挙げられ、代表的プランに「Microsoft 365 Apps for business」があります。このプランでは月額または年額料金支払って利用することで、契約期間中は常に最新バージョンのOfficeアプリケーション利用できる点が大きな特徴です。

また、大容量クラウドストレージである「OneDrive」が含まれており、ファイル保存共有容易に行えるため、PCが故障した場合でも別の端末からデータアクセス業務継続できます。加えて、管理者メニューがあるためIDの一括管理出来る点もメリットです。ID追加はもちろんのこと、利用者変更アカウント停止容易なため、利用状況に応じた管理可能です。

サブスクリプションのイメージ画像

2.どちらのライセンス形態で導入するべきか

「Microsoft Office」のライセンス購入にあたり、どちらのライセンスを選ぶべきでしょうか?前述の買い切り型「Office Home & Business 2024」と、サブスクリプション型「Microsoft 365 Apps for business」を例に、費用面運用面から比較します。


2-1.費用から考える

費用がかかるイメージ画像

2つのライセンス費用面から比較してみましょう。

Office Home & Business 2024 (※ 外部サイト遷移します。) は、2025年7月現在、43,980円 (税込) となります。一方、「Microsoft 365 Apps for business」では、年契約場合、2025年7月現在月額1,427円 (税込) で利用可能です。

純粋ライセンス費用比較した場合、「Microsoft 365 Apps for business」を3年間利用すると、51,372円 (税込) となり「Office Home & Business 2024」を上回ります。ただし、「Microsoft 365 Apps for business」にはクラウドストレージ「OneDrive」も含まれています。

もし個別契約した場合は、年間最低でも10,368円 (税込) が必要金額となるため、ストレージも含めたトータルコストでは買い切り型よりおトク可能性があります。

Officeサービス自体だけでなく、ストレージなどの周辺コスト考慮したライセンス選定ができるとよいでしょう。


2-2.運用から考える

Microsoft Officeのサブスクリプション型と買い切り型の比較表

「Microsoft Office」の運用面から買い切り型とサブスクリプション型を比較すると、費用面よりも大きな違いがあります。特に1ライセンス活用できる端末台数に差がある点に注意必要です。「Office Home & Business 2024」では1ライセンスでPC2台に対して、「Microsoft 365 Apps for business」などのサブスクリプション型では、ユーザー1人あたり最大5台のモバイルデバイス、5台のタブレット、5台のWindowsまたはMacのPC利用可能です。

また、共同編集可否でも大きな違いがあります。買い切り型では、ローカル環境でのPC利用が主となるため、データ共有をする際は都度送信を行うか、別途クラウドストレージ契約の上、格納必要となります。一方サブスクリプション型ではファイルを「SharePoint」上に格納すれば、同じファイルをほかの人と同時編集できます。誰がどこを編集しているのかもリアルタイム確認できるため、作業手戻りが大幅削減されます。

どちらのライセンス形態を選ぶかは、作成したデータファイルをどのように管理共有しているか、現行プロセス確認するようにしましょう。

3.「Microsoft Office」の導入に悩んだらKDDIへ!

今回は、「Microsoft Office」の導入にあたり、多くのお客様が悩まれる買い切り型とサブスクリプション型の違いについてご紹介しました。実際には、どちらの方式を選ぶかだけでなく、さらに細かい料金プラン選定についてもご不明点やご不安を感じるかもしれません。

もしご自身での判断が難しい場合や、導入に関してお悩みのことがございましたら、ぜひお気軽にKDDIまでご相談ください。お客様のご要望やご利用状況丁寧にお伺いしたうえで、最適プランをご提案させていただきます。

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