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OpenAI (オープンAI) とは?主要AIモデルの特徴をご紹介!

OpenAI (オープンAI) とは?
主要AIモデルの特徴をご紹介!

2025 7/31
OpenAIは、自然言語処理、機械学習、画像認識、音声処理など、幅広い分野でAIに関する研究を行っている会社です。ChatGPTのような対話型生成AIや、画像を生成するDALL-Eなどの革新的な生成AIモデルを開発し、世界的に注目されています。本記事ではそんなOpenAIの概要や設立背景、ChatGPT・DALL-E・Whisper・Codexなど主要な生成AIモデルの特徴を解説します。

※ 記事制作時の情報です。

1.OpenAIとは

OpenAIとは、アメリカ合衆国サンフランシスコ拠点をおく人工知能研究開発機関で、2015年に非営利団体として設立されました。2024年には日本法人として、「OpenAI Japan合同会社」を設立しています。「AGI (汎用人工知能) が全人類利益をもたらすようにすること」をミッションに掲げ、AI技術研究開発とその普及目指しています。

2.OpenAIが提供するサービス

OpenAIは、ChatGPTに代表される多様生成AIサービス提供しています。これらのサービスは、テキスト生成だけでなく、画像生成音声認識プログラミングコード生成など、多岐にわたる種類があります。代表的モデルであるChatGPT・DALL-E・Whisper・Codexについて解説します。


2-1.ChatGPTとは

ChatGPTは、対話特化した生成AIです。テキストベース会話をはじめ、質問への回答文章作成要約翻訳など多彩タスク活用できます。2022年11月にGPT-3.5を搭載してサービス開始し、テキスト画像音声など複数情報形式 (マルチモーダル) に対応した「GPT-4o」や、複雑課題に対しても一貫した思考プロセスで優れた回答を導き出せる「o3」など、順次進化を遂げてきました。

2024年7月には、GPT-4oの軽量版となる「GPT-4o mini」が登場し、ビジネス現場でのコンテンツ生成業務効率化への活用一層拡大しています。2025年には、「o4-mini」が提供開始されるなど、今後もさらなる活用の幅が広がることが期待されています。


2-2.DALL-Eとは

早起きがつらい若手社会人のイメージ
  • 本画像は「DALL-E 3」で作成されました。

DALL-E (ダリ) とは、画像生成AIシステムで、2025年現在ではDALL-E 3が主流モデルとして広く利用されています。連続したデータ関係追跡することで文脈意味学習するTransformerモデル基盤としており、自然言語理解力に優れているため、長文指示複雑詳細指示にも高精度応答し、画像自在生成できるのが大きな特長です。例えば、「早起きがつらい若手社会人」といった具体的プロンプトにも的確対応し、高品質イラスト写真風画像瞬時に生み出すことが可能です。

ビジネス利用にあたっても、ChatGPTなどから手軽にDALL-E 3を利用できるようになっており、クリエイティブ業務中心活用がますます広がっています。


2-3.Whisperとは

Whisper (ウィスパー) は、音声文字起こしやリアルタイム翻訳複数言語間での言語変換可能生成AIモデルです。Web上の多種多様音声データ学習しているため、アクセントノイズの多い録音にも強く、日本語を含めた各国語認識精度非常に高い点が特長です。

Whisperはオープンソース版とAPI版の両方提供されており、ビジネス現場では会議インタビュー議事録作成動画ウェビナー字幕生成カスタマーサポート自動化など、さまざまな用途実用的活用されています。

音声データのイメージ

2-4.Codexとは

Codex (コーデックス) とは、自然言語による指示から多様プログラミングコード自動生成できるAIモデルです。OpenAIの大規模言語モデル基盤とし、大量コード学習しているため、Pythonをはじめとした多くの言語対応し、コメント説明文から最適コード関数素早提案します。GitHub Copilotなどのコーディング支援ツールでも活用されており、開発効率化に大きく貢献しています。

3.ビジネス現場での活用

OpenAIが提供している生成AIモデルは、ビジネス現場での活用急速に進んでいます。生成AIをどのように業務活用すればよいか分からないといった方々に向けて、具体的活用方法をご紹介します。生成AIを業務活用する第一歩として試してみましょう。


3-1.会議の効率化

ChatGPTを活用することで、会議議事メモ作成タスク管理などにおいて、業務効率化することができます。

例えば、会議事前準備ではChatGPTを使って効率的議題整理し、準備段階から内容明確にすることが可能です。会議中は、Whisperを活用して録音データ自動文字起こしすることで、論点可視化議論脱線防止にも役立ちます。

さらに、会議後にはChatGPTにアクションアイテム抽出タスク登録、振り返りポイント提案まで任せることができるため、会議にかかる全体負担大幅軽減し、生産性向上貢献します。

会議が捗っている様子の画像

会議効率化について、より具体的方法を知りたい方は関連記事もご確認ください。


3-2.企画書の作成

企画書作成業務では、各種生成AIモデル用途ごとに活用することで、大幅効率化業務負担軽減実現できます。

例えば、ChatGPTは、企画書構成案章立てを考えたり、各セクション文章自動生成したりすることに優れています。これまで時間がかかっていた初稿下書きの作成作業短縮できるため、担当者全体アイデア出しや内容ブラッシュアップなど、より付加価値の高い作業集中できます。

さらに、DALL-Eを利用すれば、企画書挿入する図表イメージ画像用途に合わせて生成できます。例えば、サービスイメージ提案内容視覚的に伝えるためのオリジナル画像や、イラストアイコンなども短時間作成できるため、より説得力のある企画書作成することができます。

このように、各生成AIモデル適切に組み合わせて活用することで、企画書作成プロセスのあらゆる工程効率化し、より高品質アウトプット実現できます。

企画書作成について、より具体的方法を知りたい方は関連記事もご確認ください。


3-3.記事の作成

生成AIのアシストで記事を書いているイメージ

記事作成においても、さまざまな作業格段効率化されます。まずChatGPTを活用すれば、記事テーマ構成案自動提案してもらうことができ、効率的アウトライン作成できます。また、見出しごとにChatGPTへ依頼することで、本文執筆ゼロから考えたり言い回しを悩んだりする手間大幅に減ります。

Whisperを使えば、取材インタビュー会議などの音声データ自動テキスト化できるため、議事録インタビュー記事下書きを作成する作業が楽になります。録音内容文字起こしする手間が省け、重要発言ポイントをおさえることができます。

このように複数生成AIモデルを組み合わせることで、より多くの時間コンテンツ質向上編集作業に充てることができます。

記事作成について、より具体的方法を知りたい方は関連記事もご確認ください。

4.生成AIのビジネス活用、導入・運用のご相談はKDDIへ

技術進化とともに、生成AIを活用できるビジネスシーン急速に増えています。一方で、「まだ導入していない」「自社でどのように活用できるのか分からない」「導入手順運用方法不安」といった声も少なくありません。KDDIでは、社内業務での生成AI活用積極的推進しており、そこで培った豊富ノウハウをもとに、お客さまそれぞれの課題ニーズに合わせた導入支援から運用サポートまで、一貫したサポート提供しています。生成AIの導入をご検討中の際は、ぜひお気軽にKDDIまでご相談ください。

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