読み方 : フラグメンテーション
正式名称 : Fragmentation
フラグメンテーションとは、データやメモリー領域が連続して確保されず、断片化してしまう現象を指します。主にハードディスクやメモリーで発生し、ファイルの追加・削除を繰り返すことで空き領域が細かく分割され、データが複数箇所に分散します。
この状態になると、読み書き時に複数の領域へアクセスする必要があり、処理速度が低下します。ディスクの場合、断片化が進むとファイルアクセスが遅くなるため、デフラグ (再配置) によってデータを連続領域に整理することが有効です。
メモリーでは、プログラムの動的なメモリー割り当てにより断片化が発生し、必要なサイズの領域を確保できなくなることがあります。さらに、ネットワーク通信においても、データが複数のパケットに分割される「IPフラグメンテーション」があり、再構築の負荷や遅延の原因となります。近年はSSDの普及によりディスク断片化の影響は減少しましたが、メモリーやネットワークでは依然として重要な課題です。