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マスターデータ

読み方 : マスターデータ

正式名称 : マスターデータ (Master Data)

マスターデータ (Master Data)とは

マスターデータとは、企業や組織が業務を行う上で必要不可欠な基本的な情報を指します。
データ分析・管理の基盤となる重要なもので、例として顧客情報、商品情報、社員、サービス、銀行口座などが挙げられます。

企業では正確なマスターデータが維持されることにより、顧客管理や在庫管理が円滑に進み、ビジネスの効率向上が期待できます。また、データ分析やビジネスインテリジェンスの基礎として、経営者や管理者の意思決定を支援します。
データのサイロ化や不整合を防ぐため、マスターデータ管理 (MDM) システムの導入が近年進んでおり、企業の市場競争力向上に寄与しています。

一方、ITシステムで使用するデータは、「システム稼働前から入れておく必要のあるデータ」と「システム稼働により蓄積されるデータ」に二分され、前者がマスターデータ、後者がトランザクションデータと呼ばれます。
トランザクションデータの例は、販売履歴、注文情報、支払い記録などが挙げられます。このようにデータを分けることで、各データの管理が簡素化され、整合性の維持やデータの分析が容易になります。

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