読み方 : リバースプロキシ
正式名称 : Reverse Proxy
リバースプロキシ (Reverse Proxy) とは、クライアントからのリクエストを受け取り、代わりにサーバーへ接続して応答を返す仕組みです。通常のプロキシがクライアント側で動作するのに対し、リバースプロキシはサーバー側で動作する点が特徴です。
この仕組みを利用すると、複数のサーバーへの負荷分散やキャッシュによる高速化、セキュリティ強化に寄与します。Webサイトへのアクセスを一度リバースプロキシで受け止めることで、直接サーバーの情報を外部に公開せず、安全性向上に役立ちます。
ロードバランシングやSSL終端処理、アクセス制御などに広く活用されており、近年ではクラウドや大規模Webサービスで必須の技術となっています。効率的な運用とスケーラビリティを確保するために欠かせません。