読み方 : ユーディーピー
正式名称 : User Datagram Protocol
UDP(User Datagram Protocol)は、インターネットで広く使われているトランスポート層の通信プロトコルです。
TCPとは異なり、データの到達確認を行わず、一方的にデータを送信することで高速な通信を実現します。このため、リアルタイム性が求められる音声や映像のストリーミング、オンラインゲームなどで活用されています。
UDPは、IoTデバイス間の通信にも適しています。特に、データの信頼性よりも速度が重要な場合に適しており、センサーからのデータ送信などで効果を発揮します。
UDPポート番号を使って、アプリケーションの識別や通信規約の管理を行い、効率的なデータ伝送をサポートしています。