読み方 : ワードプロセッサ
正式名称 : Word Processor
ワードプロセッサ (Word Processor) とは、文書の作成・編集・保存・印刷を行うソフトウェアや専用機器の総称です。
日本では文書作成ソフトウェアを「ワープロ」と略称します。
欧米では19世紀から文書作成時にタイプライターが広く使われていましたが、1964年に世界初のワープロ専用機が登場、日本製初のワープロ専用機は1978年に発売され、1980年代にオフィスや家庭で普及しました。
1990年代にWindowsとともにMicrosoft Wordなどのソフトが登場し、専用機からパソコンソフトへの移行が進みました。インターネットやパソコンの普及により、1990年代半ば以降はワープロ専用機の需要が縮小し、現在は生産が終了しています。
最近はGoogleドキュメントのように、Webブラウザ上で動作するクラウド型のワープロソフトを使うことで、インターネットを通じた複数人でのリアルタイム編集やデータ共有が容易になり、業務効率化に貢献しています。
クラウドサービスやAI搭載の文書作成ツールも登場しており、ワープロの機能が進化しています。