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兵庫県豊岡市

兵庫県豊岡市

概要:

IoTで無農薬栽培の省力化を実現。コウノトリも暮らせる豊かな自然環境と、農業の活性化に貢献。

導入サービス:

社名
兵庫県豊岡市
所在地
兵庫県豊岡市中央町2番4号
業 種
官公庁・公益法人
従業員規模
501名~1,000名
掲載日
2020年11月

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お客さまインタビュー

事例概要

課題と解決策

課題

無農薬での稲作は水管理に大変な手間がかかった

解決策

水田へ行かなくてもスマートフォンで水位が分かり水管理を約65%省力化できた

課題

従来の水田センサーは通信費が高く普及が困難だった

解決策

IoT向けの低価格小容量の通信規格「LTE-M」を採用。低コストの運用が可能に

課題

省力化だけでなく収量・品質向上も求められた

解決策

センサーデータの分析で稲作を見える化。栽培方法の改善が可能に

採用の理由と経緯

地域独自の農業課題に寄り添って、ベストな方法を提案してくれた

豊岡市 コウノトリ共生部 農林水産課 課長補佐 山本 隆之様
豊岡市 コウノトリ共生部 農林水産課 課長補佐
山本 隆之様

兵庫県豊岡市様では、『コウノトリ育む農法(無農薬栽培)』に取り組んでいるが、水田のこまめな水管理が必要であるなど、生産者の負担が大きいことが課題であった。そこで、地域活性化を目的とした包括協定を結んでいたKDDIと協力して『豊岡市スマート農業プロジェクト』を開始。山本様は「本市の農業者は、水田が広範囲に点在していることが多く、中山間地で無線通信の条件もよくありません。KDDIが、センサーの選定から低コストの通信システム導入まで、我々の要望に献身的に応えてくれて、大きな成果につながりました」と経緯を語る。

導入後の効果

スマートフォンで水田の水位が分かり、水管理の手間を大幅削減

水田センサーとクラウドサーバーを活用したシステムにより、無農薬栽培に欠かせない水管理の手間を約65%削減。青山様は「雑草が生えないように水田の水位を深く維持しなくてはならず、毎日、約半日かけて水田の水位を確認して歩いていました。しかし今では、自宅に居ながらスマートフォンで水位が分かるようになり、他の作業に有効に時間を使えるようになりました。もうIoTなくして無農薬栽培はできません」と断言する。

ユメファーム代表 青山 直也様
ユメファーム代表
青山 直也様

ランニングコストの低い通信規格・LTE-Mで、普及を後押し

兵庫県 豊岡農業改良普及センター 普及主査 山田 剛士様
兵庫県 豊岡農業改良普及センター 普及主査
山田 剛士様

水田センサーの通信規格には、低消費電力で通信エリアが広い「LTE-M」を国内初導入。通信料が抑えられ、バッテリーの問題も解決でき、普及への後押しとなった。山田様は「効果があっても、日本の農業に高コストの設備は入れられません。特に、中山間地ではスマート農業は難しいと言われますが、KDDIの提案には農家目線でのコスト意識があり、私たちが無理なく使えるシステムになっています」と語る。


センサーデータの分析で、収量・品質向上への期待も広がる

省力化だけでなく、水位・水温・地温のデータを分析することで、収量や品質の向上も期待されている。山田様は「データ分析を重ねて、例えば最適な収穫時期の判断や、気温が高くても品質低下しにくい稲の育て方などを解明し、栽培方法の改良に役立てたいと思っています」と語る。また山本様は「これまで農業は『勘と経験』が頼りでしたが、データで見える化することで、新たな気づきが生まれます。コウノトリも暮らせる豊かな自然環境を育むとともに、農業の活性化へ向けて、今後もKDDIの技術に期待しています」と述べる。

どこにいても、水田センサーのデータを確認できる
どこにいても、水田センサーのデータを確認できる
  • ※ 記載された情報は、掲載日現在のものです。
担当からのメッセージ

担当からのメッセージ


KDDI株式会社 ビジネスIoT推進本部 地方創生支援室 マネージャー

田中 一也

プロジェクトには、「実証/実験」と「実装」という2つの狙いがあります。
多くの「実証/実験」の結果は機能的に問題がなくても、コストがネックとなり、「実装」フェーズに移しにくいのですが、KDDIは常に実装フェーズのコストを意識し、よりよいソリューションの提供に努めています。

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