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自動車の部品販売部門の生産性向上へ向け、着目したのがRPAだった。
西川様は「RPAについてはヒューマンエラーを無くす上、もともと新しいテクノロジーに興味があった。 生産性向上の手段として、KDDIからUiPath導入について説明を受けた時、リアルタイム性が求められる出荷、在庫管理業務の自動化に向いているところを評価した」と経緯を語る。
また、KDDIとUiPathを選んだ理由について西川様は「同様業務の横展開が容易で、グローバルでの「UiPath」導入実績に安心感がありました」と言う。
RPAにより、取引先サイトからの情報入力作業が大幅に軽減できた。
馬場様は「これまで膨大な情報をミスなく入力する必要がありチェックに時間を要していましたが、RPAにより正確かつスピーディーに自動化でき、スタッフの負荷軽減ができました。またアメリカでは属人化されやすい業務でもRPA導入により見える化が実現されました」と効果を語る。
今後の横展開を見据え、現行の出荷管理表のフォーマットを汎用的に変更した。
馬場様は「横展開に際して、出荷管理表のエクセルファイルを、他の取引先でも使用できるように、フォーマットを見直しました。こうした変更は、将来的に見れば業務負荷を軽減させてくれるはずです」と言う。
RPAの導入により、部品販売部門では約10時間/月の作業時間削減を実現。 業務負荷の軽減により、人員を増やさずに新たな業務も行えるようになった。
西川様は「単純業務の負荷解消とともに、付加価値の高い業務に人材を集中させることができたため、RPAの効果はあった。 今後は、同様業務の横展開や他部署で導入できないか検討したいと考えている」と引き続きRPAジャーニーを続けていく意向を語る。
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