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株式会社大林組

株式会社大林組

概要:

山間地の建設現場でも高速通信が可能に。
「Starlink Business」でデジタルデバイドを解消。

導入サービス:

社名
株式会社大林組
所在地
東京都港区港南2丁目15番2号
業 種
建設・不動産
従業員規模
1,001名以上
掲載日
2023年08月

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お客さまインタビュー

事例概要


動画で事例内容をご覧いただけます。(3分02秒)


課題と解決策

課題

現場に携帯電話の電波が届かず、業務連絡やトラブル対応に時間を要していた

解決策

高速・低遅延の衛星通信で遠隔地からも業務確認・指示が可能に

課題

自社でインターネット環境を構築するとケーブル敷設などに多大な手間と費用を要した

解決策

衛星アンテナを設置するだけで容易に通信環境を実現

課題

設計図や資料は紙ベースのため持ち運びが大変で業務効率も悪かった

解決策

業務アプリやクラウド利用が可能になり大幅な業務効率化を達成

採用の理由と経緯

優れた通信品質と、設置の容易性が決め手になった

東北支店 青森風力総合工事事務所
GPI深浦風力土木工事事務所 所長
森田 正

大林組様では、2022年から国内最大級発電容量を誇る大型風車19基を建設する『グリーンパワー深浦風力発電事業』に参画
しかし施工エリアとなる青森県深浦町山地携帯電波が入りにくく、通信手段確保が大きな課題になっていた。

森田様は「現場から外部連絡するには電波の入る場所まで山道を2kmも移動しなくてはならず、職員に大きな負担がかかっていました。そこで『Starlink Business』を導入し、作業効率安全管理向上を図ることにしました」と経緯を語る。

和久様は「Starlink Business」を選んだ理由について、「従来の衛星通信に比べて大幅高速低遅延であることと、アンテナ設備小型で、工事終了後に他の現場容易移設できることを評価しました」と説明する。

導入後の効果

大掛かりな工事不要で、早期に通信環境を構築できる

どんな場所でも、簡単かつスピーディー通信環境構築できることが「Starlink Business」の大きなメリットになっている。

若原様は「当初は、自分たちで光ケーブル山中敷設し、現場にWi-Fi環境構築していたのですが、山に道を拓き、風車サイト造成する本体工事並行してケーブル敷設するのは多大労力がかかり、安全面懸念もあったことから、Wi-Fi構築まで長い日数を要していました。
その点『Starlink Business』なら、衛星アンテナ設置設定するだけですぐに利用でき、風車建設専念できるようになりました」と言う。

東北支店 GPI深浦風力土木工事事務所 副所長
若原 史宏

クラウドや業務アプリも快適利用。山間地でも建設DXが可能に

東北支店 GPI深浦風力土木工事事務所 工事長
佐々木 大輝

高速通信可能な「Starlink Business」は、各種クラウドサービス快適利用でき、山中でも最新デジタルツール活用できるようになった。

佐々木様は「以前は、大量設計図などを常に持ち歩いていましたが、今ではクラウド上のストレージなどにタブレットアクセスし、必要図面書類確認できます。各種施工管理アプリも使えるので業務効率大幅向上しました。
またウェブカメラ利用できるので、工事事務所から現場状況を見て指示を出したり、支店による安全パトロール発注者様現場立ち会いをリモートで行ったり、幅広メリットが得られています」と導入効果を語る。


緊急時の非常回線として、全支店への導入を推進

大林組様では、今後「Starlink Business」の活用全社的に進めていくという。

和久様は「土木工事では、通信環境脆弱現場が多いのですが、『Starlink Business』なら、素早簡単通信環境改善できるので、必要現場推奨していく予定です」と言う。

また平山様は「今回導入で、通信品質や使いやすさを確認できたので、今後、『Starlink Business』を緊急用回線として当社全支店導入する計画を進めています。従来衛星通信大幅上回高速通信によって、BCP(事業継続計画)の一層強化につながると期待しています」と抱負を語る。

土木本部 先端技術推進室 ICT生産支援センター 所長
平山 浩司 様 (右)
同センター 現場支援第二課 課長
和久 雅也 様 (左)

導入サービス概要図

株式会社大林組様の「Starlink Business」ご利用イメージ

Starlink衛星からのStarlinkアンテナやStarlink地上局とつながり、風車建設現場や事務所/東北支店/本社(東京)などで活用されている
  • ※ 掲載された情報は、取材日当時のものです。
担当からのメッセージ

担当からのメッセージ


KDDI株式会社 ビジネスデザイン本部
営業4部 濱崎 信也 (右) 藤村 和久 (左)


資源の乏しい日本にとって、大林組様の風力発電事業は、未来を支える重要なプロジェクトだと感じています。
今回、「Starlink Business」で、風車建設現場の通信環境を支援できたことは大変喜ばしく、今後も強い責任感をもってサポートをさせていただきます。

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