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ファイル転送サービスは本当に安全?無料版の思わぬリスクとは

ファイル転送サービスは本当に安全?無料版の思わぬリスクとは

2024 12/20
業務に必要なデータを社内・社外に共有したいとき、メールやチャットへのファイル添付や物理メディアの手渡しなどさまざまな方法がありますが、より手軽なツールとしてファイル転送サービスがあります。無料で利用できるファイル転送サービスも多いですが、セキュリティ対策やサービスそのものへの信頼性の観点から不安を感じており、有料版のサービスへ乗り換えたいとお考えの企業さまも多いのではないでしょうか。本記事では、無料版のファイル転送サービスにはどういった注意点・リスクが考えられるのか、ビジネスへの用途として有料版のファイル転送サービスを選ぶメリットをご紹介します。

ファイル転送サービスとは?

ファイル転送サービスとは、インターネットを介してデータファイル送付共有するためのサービスです。データメール添付して送信することが一般的ですが、ファイル容量が大きくなると送受信時間がかかるほか、相手メールボックス容量によっては受信できない場合もあります。

特に、データメール送信する際には、パスワード付きzipファイル解凍用パスワードを別々に送る「PPAP (注1)」と呼ばれる方法が使われることがあります。しかし、この方法には、メール盗聴されるリスクや、パスワード付きzipファイルウィルスチェック通過できないといったセキュリティ上の問題があります。
こうした一連課題解決する手段として、ファイル転送サービス利用推奨されています。このサービス利用すれば、大容量データスムーズかつ安全にやり取りできるため、相手メールボックス圧迫する心配もありません。

  • 注1) PPAPを詳しく知りたい方はこちら

ファイル転送サービスの仕組み

ファイル転送サービス基本的仕組みは、送付したいデータ一時的クラウド上に保存し、相手方ダウンロードしてもらうというものです。データクラウド上に格納した際にURLが発行され、ダウンロードリンク情報相手方共有する形が一般的です。

1. ファイルをアップロード、2. ダウンロードリンクを送付、3. リンク先からファイルをダウンロード

無料版でも大丈夫?ファイル転送サービスの注意点

ファイル転送サービスには無料利用できるものも多く、コストをかけずに手軽利用できるサービスが多くありますが、ビジネス用途前提として無料版ファイル転送サービス利用する場合具体的にどういったリスク懸念されるのでしょうか。
企業が特に注意すべきポイントとして、以下の3点が挙げられます。


1. セキュリティとプライバシーのリスク

無料版ファイル転送サービスの中には、セキュリティ対策不十分なものもあります。
例えば、データ暗号化ウィルスチェック対応していない場合第三者情報が漏れるリスクが高まるでしょう。ビジネスでの利用には特に注意必要であり、顧客取引先機密情報不正アクセスデータ漏えいの危険にさらされる可能性があります。

また、無料版ファイル転送サービスシステムへのアクセス履歴や、誰がいつアップロード・ダウンロードしたかを記録しておくログ管理機能対応していないものが多く、万が一情報漏えいなどのトラブル発生した際の原因究明困難になるリスクもあります。


2. データ保存容量の制限

無料版ファイル転送サービスでは、転送可能データサイズファイルの数に上限が設けられていることもあります。
例えば、あるファイル転送サービスでは、1ファイルあたり2GBを上限とし、20個までのファイル転送対応しています。大容量画像データ動画データを送る場合転送容量制限により一度アップロードできず、ファイル分割する手間が生じる可能性もあります。数GB以上大容量ファイル頻繁にやり取りする場合には、有料プランへのアップグレード大容量対応したファイル転送サービス検討することが望ましいでしょう。


3. 広告の表示

無料版ファイル転送サービスは、ユーザーから利用料徴収しない代わりに広告収入によって運営されているサービスもあります。

しかし、「スタート」や「ダウンロード」などの紛らわしいアイコンを用いた広告もあり、ダウンロードリンクが分かりづらく、利便性を損なうおそれもあるでしょう。送信する取引先迷惑をかけないためにも、ファイル転送サービスを選ぶ際には広告表示にも注意しましょう。


このように、無料ファイル転送サービスには隠れたリスク問題点存在するのも事実であり、十分信頼性利便性期待できるか、事前確認したうえで利用する必要があります。

おすすめのファイル転送サービスは?

上記紹介したような無料版ファイル転送サービスリスク低減するには、セキュリティ対策が施されたファイル転送サービスを選ぶことが重要です。信頼性の高いファイル転送サービス導入することで、顧客取引先安心感向上し、継続的取引関係構築維持していくことにもつながるでしょう。

そこで、安心して利用できるファイル転送サービスをお探しの方におすすめなのが、「KDDI ファイルストレージ」です。

 「KDDI ファイルストレージ」では、1IDあたり10GBまでの保存容量柔軟設定でき、インターネット環境さえあれば社内外を問わず簡単データ共有できます。セキュリティ対策充実しており、IPアドレス制限やIDごとに設定可能端末認証パスワードポリシー設定フォルダファイル時限設定機能などを備えています。    

また、ファイル送受信はSSLによって暗号化されているため盗聴・改ざんを未然防止できるほか、アップロード後のファイル暗号化された状態格納するため情報漏えいのリスク低減できます。

さらに、データセンター国内運用されており、海外データセンターに比べるとアクセス速度高速セキュリティ対策充実しているなど、信頼性が高く安心です。

気になるコスト面は、初期費用無料で1IDあたり月額330円 (税込) 利用でき、30日間無償トライアル期間もあります。利用中グループウェア依存せずに導入することが可能であり、事業成長に合わせて柔軟契約内容変更できる点も大きな強みといえるでしょう。

このように、「KDDIファイルストレージ」はセキュリティ機能充実しており、さらに大容量低価格利用できることから、できるだけコストをかけずに安全データ共有仕組みを整備したいという企業さまにおすすめです。

  • 料金詳細についてはこちらをご確認ください。

導入に関する不安や疑問はKDDIまで

セキュアファイル転送サービス利用したいとお考えの中小企業にとって、「KDDIファイルストレージ」はコスト以上価値提供してくれるサービスといえます。一方で、システム操作性や使いやすさは実際に触れてみないと分からず、不安に感じることも多いでしょう。

そこで、「KDDIファイルストレージ」は30日間無償トライアル提供しており、実際業務想定しながらお試しいただくこともできます。

ファイル転送サービス導入にあたって「大切データ保護業務効率化両立するために、自社にとって最適サービスがどれか分からない」「コスト面やセキュリティ面での不安がある」などの不安疑問を感じている方は、お気軽にKDDI までご相談ください。

ファイル転送サービスのほかにも、中小企業が抱える経営課題解決役立つさまざまなSaaS (注2) をご案内させていただきます。

  • 注2) SaaS:インターネット経由ソフトウェア提供するクラウドサービス
  • ※ 2024年12月現在情報です。

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