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社員が会社を辞める理由は多岐にわたりますが、ここでは厚生労働省「令和4年雇用動向調査結果」に基づき、主な離職理由をピックアップして紹介します。
最も多い離職理由は「労働条件の悪さ」です。自己都合退職者のうち27.2%がこの理由を挙げています。特に、ムダな業務が多かったり人手不足が深刻化している職場では、長時間労働が常態化しやすくなります。
また、テレワークが認められておらずオフィスへの出勤が必須の職場では、ワークライフバランスが低下することもあるでしょう。
労働条件を適切に整備することで、社員が安心して働ける環境を提供し、離職率を下げることが重要です。
社員が仕事にやりがいや満足感を感じられなくなると、モチベーションが下がり、離職率が高まります。特に男性社員では28.3%がこの理由で退職を考えています。
仕事に対する満足度が低下すると、社員は単調な業務に飽き、やりがいを感じなくなります。経営者や管理職は、社員にやりがいを持たせるため、責任ある役割を与え、成長の機会を提供することが必要です。
男性の16.9%、女性の18.8%が退職を検討する要因として挙げているように職場の雰囲気や人間関係が悪化すると、社員は働きづらさを感じ、離職を考えるようになります。職場の雰囲気を改善し、働きやすい環境を整えることで、社員のストレスを軽減し、離職率を低下させることが可能です。
給与の低さや会社の将来性への不安、正当ではない人事評価などが原因で退職につながるケースも多くあります。
特に中小企業の場合、社員の給与を上げたくても財務的に厳しいなどの事情があり、すぐに解決できない問題も少なくありません。
離職を防ぐためにも、まずは社員が会社に対してどういった不満や不安を感じているのかを把握することが大切です。
労働条件や仕事に対する満足度の低下、人間関係といった離職理由は、経営者や管理者側に問題があるケースもあります。
そこで、離職率の悪化を防ぐためには業務プロセスの見直しや、社員が抱える負担を軽減する対策が必要です。すぐに大きな変更を行うのは難しいかもしれませんが、ITツールを活用することで解決できる可能性もあります。
具体的にITツールで解消できる内容をご紹介しましょう。
テレワークやフレックスタイム制の導入は、社員のワークライフバランスを向上させる効果があります。中小企業では導入のハードルが高いと感じるかもしれませんが、リモートアクセスツールやクラウドサービスを利用することで、場所を選ばずに業務ができる環境を整え、柔軟な働き方を実現することが可能です。
例えば、リモートアクセスツール「Splashtop」は、データ通信を暗号化することによって第三者による盗聴や不正アクセスを防ぐことができます。VPNを一から構築する手間も省け、中小企業でもすぐに導入しテレワーク環境を整備できるためおすすめです。
ムダな業務や人手不足の深刻化によって長時間労働が常態化している場合には、タスク管理やプロジェクト管理ツールの導入がおすすめです。
業務の進捗や担当範囲を可視化し、無駄な作業を減らすことができ、業務の効率化が進むと社員の負担を軽減することが可能です。特に中小企業ではリソースが限られているため、こうしたツールを活用することで、業務全体の最適化が進みます。
社員にさまざまな仕事を任せたいものの、十分なスキルが備わっておらず単調な仕事が集中してしまうケースもあります。
また、会社として社員のスキルアップを支援したいものの、教育にかけられる時間やコストの余裕がないという中小企業も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが、eラーニングの導入です。福利厚生アウトソーシングサービス「まとめて福利厚生」では、ビジネスに役立つさまざまなセミナーを受講できるeラーニングが用意されています。
時間や場所に縛られることなく、社員が自分のペースでスキルを磨けるため、特に忙しい中小企業に適しています。
社員が成長を実感できる環境を提供することで、仕事の満足度やモチベーションが向上しにつながります。
コミュニケーション不足が課題となっている場合にはチャットツールやWEB会議ツールなどの導入がおすすめです。
相手の状況が見えないテレワーク環境下でも社内のコミュニケーション不足を解消でき、社員同士の連携強化にもつながるでしょう。
ビジネスチャットツール「LINE WORKS with KDDI」は、使い慣れたLINEと同じ感覚で利用できるため、対面で話しづらい問題や悩みもチャットで気軽に相談でき、社員がストレスなく働ける職場環境を整備できます。
社員の離職は中小企業にとって大きな問題です。特に連鎖退職が発生すると、残った社員にさらなる負担がかかり、さらに退職者が増えるという悪循環に陥る可能性があります。しかし、業務の効率化や柔軟な働き方の導入、コミュニケーションの改善など、できることから少しずつ対策を講じていくことが大切です。
KDDIでは中小企業のビジネスを支援するさまざまなITツールやサービスを提供しており、これらを効果的に活用することで社員の離職防止につなげられる可能性があります。
自社にどのような対策が最適か分からず悩んだときは、KDDIの「法人オンライン相談デスク」をぜひご利用ください。中小企業のお客さま向けに選任のオペレーターがお客さまの環境に応じたご提案をさせていただきます
連鎖退職を防ぐためにも今すぐできる対策から一歩ずつ進めていきましょう。