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中小企業のDX推進にはSaaSが不可欠!?おすすめの理由とメリット

中小企業のDX推進にはSaaSが不可欠!?おすすめの理由とメリット

2024 12/20
DXを進めたいものの、「コストが限られておりITシステムの導入が進まない」「自社には専門人材がおらず、システムの運用・管理が難しい」といった懸念を抱く経営者も多いのではないでしょうか。このような課題を解決するために、手軽にITシステムを構築・運用できる「SaaS(サースまたはサーズ)」が注目されています。今回は、中小企業こそSaaSの導入をおすすめしたい理由や、どのような課題を解決できるのか、併せておすすめのSaaSもご紹介します。

そもそも「SaaS (Software as a Service)」って何?

SaaSとは「Software as a Service」の略称で、インターネット経由ソフトウェア提供するクラウドサービスを指します。月額または年払いで費用支払うだけで利用でき、自社システム構築する手間導入コストを抑えることができます。

また、SaaSにはさまざまな用途対応したソフトウェアがあり、インターネット接続されていれば利用できることや、複数ユーザーアクセスして共同作業共同編集ができる点も特長です。専門人材がおらずITシステム導入課題を感じている企業にとって、SaaSはDXを推進するための大きな武器となります。

なぜ、中小企業のDX推進は進まないのか?

DXの重要性認識しているものの、さまざまな理由によってDXが進まない中小企業も少なくありません。

中小企業庁公開している「中小企業のDX 推進に関する調査 (2023 年) アンケート調査報告書」をもとに、DXに取り組むにあたってどのような課題があるのかを解説するとともに、SaaSを導入することでそれらをどのように解決できるのかをご紹介します。


1. ITに関わる人材が足りない

DXが進まない理由として特に多く挙げられたのが、「ITに関わる人材が足りない」という課題であり、全体の28.1%を占めています。
中小企業では情報システム部門やIT関連部署設置されていないことが多く、ITシステムメンテナンス課題を感じている企業も少なくありません。

また、昨今ではサイバーセキュリティリスクも高まっており、アンケート調査でも「情報セキュリティ確保が難しい」と回答した企業は10.6%にのぼっています。


2. 予算の確保が難しい

専門人材不足に次いで多かったのが「予算確保が難しい」という課題です。24.9%もの企業理由に挙げており、高額初期投資を要するITシステム後回しにされるケースが少なくありません。

その結果業務デジタル化が遅れ、効率化競争力強化が進まない要因となっています。


3. 具体的な効果や成果が見えない

具体的効果成果が見えない」ことを挙げた企業も多く、全体の21.0%を占めています。

DXによってどのような経営課題解決したいのか、明確目標ビジョン策定することが重要であり、これらが示されていないと具体的な取り組みも進んでいきません。
その結果社内にDXが浸透せず、効果成果が得られないまま終わってしまいます。

DX推進にはSaaSが不可欠?

上記解説した中小企業が抱える課題解決するために、SaaSの導入は大きな武器となります。
具体的にどういった理由課題解決につながるのか、詳しくご紹介しましょう。


1. ITの専門家や技術者がいなくてもシステム運用がしやすい

SaaSはサービス提供者側システム運用管理アップデートを行い、常に最新バージョン利用できるため、自社内セキュリティ対策を行う必要がありません。ITの専門家技術者社内にいなくてもシステム運用がしやすく、経営者従業員本業集中できる環境が整います。

また、システム運用を担う専門人材を新たに採用したり、社内育成したりといった必要もありません。


2. コストを抑えながらDXを推進できる

SaaSは従来のITシステムのように高額初期投資不要であり、毎月一定額料金支払うことで無理なく導入できます。

また、自社構築したITシステム場合事業見直しなどによりシステム不要となってコスト無駄になる可能性もありますが、SaaSであればビジネス環境ニーズ変化に応じて容易にID数やプラン変更可能なため、スモールスタートがしやすくコストを抑えながらDXを推進することもできます。


3. コア業務にリソースを集中させ生産性を向上

SaaSを導入することで、これまで手作業で行っていた業務自動化し、作業時間短縮定型的業務工数を減らすことが可能です。人手不足に悩む中小企業でも、コア業務リソース集中させることができ、生産性向上期待できます。

DX実現にオススメのSaaSとは?

自社業務をどう改善していけばDXにつながるのか、具体的イメージが湧かないという企業も多いのではないでしょうか。中小企業庁レポートによると、DXの具体的取組内容として「ペーパーレス化」と「ホームページ作成」、「営業会議オンライン化」が上位を占めており、まずはこれらに着手してみるのもおすすめです。

そこで、それらの取り組みにはどういったサービス有効なのか、KDDIでお問い合わせの多いSaaSを例にご紹介します


1. ペーパーレス化を進めたい

ペーパーレス化の推進印刷代削減業務効率化はもちろんのこと、重要書類の書き換えや改ざんを防ぎガバナンス強化することにもつながり、幅広業務においてDXの第一歩となります。
例えば、従来経理部門では、紙で受領した請求書領収証内容帳簿転記したり、会計ソフト手入力する作業必要でした。しかし、ペーパーレス化が実現できれば転記手間が省け、仕訳項目金額入力ミスも減らせる可能性があります。

OPTiM Contract」は、スキャンした書類からAIが必要情報抽出し、台帳自動的入力する機能や、取引先との契約期間終了更新時期担当者自動通知する機能を備えており、ペーパーレス化に伴う管理工数削減ミス防止役立ちます。

また、「OPTiM 電子帳簿保存」は電子帳簿保存法インボイス制度対応しており、取引関係書類データ化や保存円滑に進むため、業務効率化期待できます。

さらに、人事部門ペーパーレス化には、クラウド勤怠システムKING OF TIME」の活用がおすすめです。インターネット環境があれば外出先からでも勤怠登録可能なため紙のタイムカード不要になるほか、勤務時間残業時間自動集計部署別個人別グラフ化することもできます。

さらに、有給休暇時間外勤務申請承認オンラインスピーディーに行うことができます。


2. ホームページを作成しオンラインからの集客を拡大したい

ホームページ開設オンラインからの集客力を高め、効率的営業サポートするための武器となります。

また、新商品や新サービスリリース情報キャンペーンセール情報なども即座更新することで、最新情報素早提供できます。

ホームページ作成ツールジンドゥー(※ 外部サイトに遷移します)」を活用すれば、HTMLやCSSなどの専門スキルがなくても、限られたコスト人手見栄えのよいホームページ作成できます。

さらに、プロディレクターデザイナーによって高品質ホームページ制作する「ホームページ制作パック」も用意しており、ジンドゥーベース制作されるため、その後の編集更新簡単です。

また、オンラインからの集客拡大するためには、最新情報キャンペーン・セールなどの情報メール配信する方法有効です。

携帯電話番号宛てにテキストメッセージ (SMS) を送付できる「KDDI Message Cast」を活用すれば、メールアドレス変更に伴う未着や、迷惑メールフォルダ格納される心配がなく、電子メールに比べて高い到達率期待できます。キャンペーンセール案内はもちろん、臨時休業店舗移転などの緊急連絡手段としても活躍します。


3. 営業・会議をオンライン化しコミュニケーションを効率化したい

経営におけるさまざまな意思決定情報共有営業活動など、あらゆる業務において緊密コミュニケーションは欠かせません。社内会議商談オンライン化することで、どこにいても緊密コミュニケーションがとれるようになります。

ビジネス用途特化したコミュニケーションツールLINEWORKS with KDDI」は、チャット通話はもちろん、ビデオ通話などの多彩コミュニケーション手段利用できます。

また、グループ作成することで部署プロジェクトチーム内での情報共有効率化できるほか、おなじみのLINEと同じ感覚利用できるため、ITに苦手意識がある従業員でも使いやすく、スムーズ導入できる点も大きなメリットです。

SaaS導入のお困りごとはKDDIへご相談ください

SaaSはさまざまな用途対応したサービス存在し、ペーパーレス化や業務自動化実現することで経営効率化につながります。

また、従来のITシステム導入時膨大初期投資必要でしたが、SaaSは導入時コスト大幅に抑えられるほか、ID単位契約によってスモールスタートがしやすく無駄コストも抑えられます。

さらに、中小企業庁実施している「IT導入補助金」の認定ツールも多いため、SaaSは中小企業でも導入しやすいというメリットがあります。

自社業務課題解決するために、どのようなSaaSが適しているのか分からない」、「コスト面や技術的スキル不安がある」と感じている方は、ぜひKDDIの「オンライン相談デスク」までご相談ください。

  • ※ 2024年12月現在情報です。

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