通信と多様なケイパビリティを活用し、DXと事業基盤サービスでお客さまビジネスを支援します。
CO2排出量の可視化から削減まで、一貫してカーボンニュートラル実現を支援します。
KDDIは『つなぐチカラ』でビジネス、ライフスタイル、社会をアップデートします。
場所にとらわれずつながるソリューションを、デバイスからセキュリティまで支援します。
多数の次世代型低軌道衛星により高速・低遅延通信を提供します。
データセンターからネットワークまで、業務に最適なソリューションをトータルで提供します。
中小規模の事業者向けに特化したスマートフォンのご利用方法のご案内です。
中小規模事業者のやりたいことや変えたいことを、モバイルとクラウドの技術を用いてサポートします。
※ 記事制作時の情報です。
Google Gemini とは Google 社が開発した次世代AIモデルで、特にマルチモーダル対応が強みのAIです。マルチモーダルとは、直訳すると「複数の形式」という意味で、テキストや画像、音声などを複合的、総合的に処理することで、より豊かな表現や高度な理解力を基にした提案を提供することができます。
Google 社が持つ膨大な検索データなどを学習しており、幅広い分野の知識に基づいた、より正確で関連性の高い情報を提供できるのが強みです。自然な会話はもちろんのこと、文章作成、要約、翻訳、情報収集、さらにはプログラミングコードの生成や画像認識、音声処理など、多岐にわたるタスクに対応しています。
Gemini のビジネス現場での活用は Google Workspace との連携がおすすめです。Google Workspace には、主にBusiness Starter、Business Standard、Business Plus、Enterpriseの4つのプランがあり、AIの機能軸で違いを解説します。Business Starterでは主に Gmail でのAIアシスタント機能と Gemini アプリでのチャットが利用可能です。
一方、Business Standard、Business Plus、Enterpriseプランでは、Gmail に加えて Google ドキュメント、Google Meet など幅広い Google Workspace アプリで Gemini のAIアシスタントを利用できます。また、これらのプランでは Gemini アプリでのチャットに加え、AIエキスパートチームの作成やAIリサーチアシスタントである NotebookLM Plus も利用できます。
生成AIには Gemini のほかに、OpenAI社が開発したChatGPTや、Microsoft社が提供するCopilotなどがあり、それぞれ異なる特徴を持っています。それぞれの特徴を Gemini を軸にご紹介します。
Gemini とChatGPTは、どちらも対話型AIとして基本的な機能は共通していますが、得意分野に違いがあります。
Gemini は前述のとおり、マルチモーダル対応を生かしてテキストや画像、音声などを同時に処理することが可能です。
一方、ChatGPTは、自然な対話や長文の要約、コード生成などが得意で、豊富なプラグイン (GPTs) による機能拡張も可能です。
双方ともに連携しているサービスに違いがあるので、業務上で活用しているツールに応じて使い分けてみるのも良いでしょう。また、個人向けになりますが無料プランも存在しているので、いきなり有料プランを活用することに抵抗がある場合は、無料プランからスタートしてみるのも手です。
Gemini とCopilotの大きな違いは連携可能なグループウェアです。Gemini は、Business Standardプラン以上であれば、Gmail や スプレッドシート、Google ドキュメント、Google Meet などの主要な Google アプリケーションにAI機能が組み込まれています。これにより、スプレッドシートの分析の自動化や会議内容の要約など、日常的な業務負荷の低減を支援します。
一方、Copilotは、オプション契約が必要となりますが「Microsoft 365」製品 (Word、Excel、PowerPointなど) との連携に優れています。わざわざCopilotを起動する必要がなくシームレスな連携が可能なため、Microsoft 365をお使いの方にオススメです。
Copilotの業務上での活用例は、以下の記事をご覧ください。
Gemini はPCとスマートフォンの両方で利用できます。具体的な利用方法の一例を紹介します。
PCで Gemini を利用する場合の手段の1つとして、ウェブブラウザでの活用があります。まず Gemini の公式サイトにアクセスします。その後、Google アカウントでログインすると、チャット形式で Gemini との対話を開始できます。
スマートフォンで Gemini を利用する場合、PCと同様にブラウザからアクセスする方法に加え、iOSの場合は Google アプリ内の Gemini タブから、Android端末の場合は Gemini アプリから利用できます。さらにAndroid端末かつ「au Starlink Direct」の対応機種をご利用中の場合は、空が見える状況であれば圏外エリアでも Gemini の利用が可能です。Gemini の導入を検討中の場合は、KDDIにご相談ください。
KDDIでは、自社業務に生成AIを積極的に活用し、社内で蓄積した豊富なノウハウをもとに、導入支援から運用サポートまで一貫してご提供しています。導入時には、「法人オンライン相談デスク」にてお客さまの課題を丁寧にヒアリングし、最適な活用方法をご提案しますので、まずはお気軽にご相談ください。