- 帯域確保型と帯域共有型を選択可能
- 固定IPアドレスの払い出し可能:帯域確保型では8〜128個、帯域共有型では1〜8個
- 選べる通信速度:帯域確保型では10Mbps〜1Gbps、帯域共有型 (フレッツ) では1Gbps or 10Gbps
- 帯域共有型は、フレッツもしくはフレッツ以外のFTTH (注2) で使用回線を選択
通信と多様なケイパビリティを活用し、DXと事業基盤サービスでお客さまビジネスを支援します。
CO2排出量の可視化から削減まで、一貫してカーボンニュートラル実現を支援します。
KDDIは『つなぐチカラ』でビジネス、ライフスタイル、社会をアップデートします。
場所にとらわれずつながるソリューションを、デバイスからセキュリティまで支援します。
多数の次世代型低軌道衛星により高速・低遅延通信を提供します。
データセンターからネットワークまで、業務に最適なソリューションをトータルで提供します。
中小規模の事業者向けに特化したスマートフォンのご利用方法のご案内です。
中小規模事業者のやりたいことや変えたいことを、モバイルとクラウドの技術を用いてサポートします。
個人契約と同じく実際の通信速度や安定性が大事なポイントではありますが、それ以外でも、法人契約ではセキュリティの観点から固定IPアドレスを取得できるかどうかなど、抑えておきたいポイントがあります。
まずは法人でも大事なコストの話です。インターネット回線の法人向けプランには、個人と同じく会社携帯とインターネット回線をセットで契約することで割引が適用される場合があります。例えばKDDI/auの場合は、スマートバリューというauスマホとインターネット回線のセット割引があり、組み合わせの条件によってはauスマホの利用料金から最大 1,100円/月割引 (注1) になるケースもあります。
また、割引だけでなく回線の支払いをまとめて管理・請求できるサービスもありますので、毎月の管理・請求業務の効率の観点からも、まずは会社携帯とセットで考えるのがよいでしょう。
また、固定IPアドレスが利用できるかどうかも、法人では申し込み前に確認しておきたいポイントです。インターネットサービスの普及に伴い、自社のサーバー内の情報を守るため、不特定多数の人からアクセスされないよう、指定したIPアドレスからのみアクセスを許可する企業も増えてきました。そのため、今は必要なくても、将来的に取引先から求められる可能性も考慮し、固定IPアドレスの払い出しに対応した事業者を選んでおくと安心です。
続いてのポイントは、通信品質に関わる選択です。インターネット回線は、共有型と確保型の2種類に大別されます。
共有型 ― 他社とアクセス区間やインターネット帯域を共有する形態です。複数社で共有しているため、アクセス負荷が高まると遅延や切断が起きる可能性がありますが、そのぶんコストが低く、個人や中小規模の拠点に適しています。
確保型 ― 契約した内容分のアクセス区間やインターネット帯域を確保する形態です。高コストですが、大規模拠点や安定的な通信速度を必要とする業種に適しています。
オンライン会議やウェブサイトの閲覧など、一般的なオフィスにおけるビジネス利用の範囲であれば「共有型」で問題ないですが、金融サービスやECサイト、映像配信や医療など、サービス提供に安定的な通信を必要とする場合は「確保型」を選択するなど、必要な通信品質と料金を比べて選択するとよいでしょう。
こちらも一般的なオフィスでのビジネス利用の範囲であれば、1GB以上のプランを選んでおけば問題ないケースが多いですが、同時間帯のオンライン会議が多い会社や、映像・3Dデータなど大容量データのやり取りが多い業種では、さらに高速な通信環境が必要になる場合があります。こちらも今は必要なくても、将来的な業務拡大を考慮し、上位速度プランへの切り替え可能なサービスを選んでおくと安心です。
では、KDDIのインターネット回線サービスを例に、実際のサービスの選び方を見てみましょう。KDDI法人向けサービスにはインターネット回線サービスが複数ありますが、そのなかでも利用環境に合わせてアクセス方法を柔軟=Flexibleに選択できる「KDDI Flexible Internet」が、帯域確保型と帯域共有型を選択でき、かつ、固定IPアドレスにも対応しているので、幅広い法人需要で利用しやすいサービスとなっています。
上記のなかから、どのパターンを選べばよいか、ひとつの目安として拠点内の利用人数の規模に合わせて整理したものがこちらです。
上記の内容を参考に導入候補のインターネットサービスが決まれば、具体的な導入の手続きを進めていきましょう。
光回線は多くの法人にとって魅力的な選択肢ですが、場合によっては配線工事が不要な無線式のホームルーターが適している場合もあります。特に5G対応タイプは1Gbpsを超える高速通信が可能なエリアもありますので、光回線が開通するまでの一時的なWi-Fi環境として利用するのに便利です。注意点としては、利用場所や電波状況によって通信速度が変動する場合があり、また料金プランによっては月間のデータ通信量に上限がある場合があるため、光回線を導入するまでの一時的な代替手段や、小人数オフィスでの利用がおすすめでしょう。
安定したインターネット回線の導入は、オフィス環境を整備する際の大事なポイントのひとつです。とはいえサービスを提供している会社も多く、業務内容や規模に合わせたプラン選びに迷う場合は、プロに任せたほうが安心です。KDDIは長年通信会社として多くの会社のネットワークを支えてきたノウハウがありますので、よろしければぜひお気軽にご相談ください。