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最近、広告やニュースで見かけるようになった「プラチナバンド」。
プラチナバンドは「日本における700〜900MHz前後の周波数帯」のことで、古くはアナログ自動車電話の時代から、通信サービスを提供している周波数帯です。
このように携帯電話の周波数帯として私たちの生活になじみのあるプラチナバンドですが、いったいどのような特徴を持つのでしょうか。
プラチナバンドの特徴やメリットとあわせ、高速5G専用ネットワークSub6基地局数No.1 (注1) を誇るKDDIのエリアに関する取り組みについて解説いたします。
プラチナバンドは、日本における700〜900MHz前後の周波数帯のことです。
一般的に電波は高周波数帯になればなるほど通信速度が早く、大容量・高速通信に適していますが、直進性が高く、障害物で反射・減衰し、遠くに届きにくいという性質を持ちます。
一方でプラチナバンドなどの700〜900MHz帯は、高周波数帯に比べて通信速度はあまり早くありませんが、障害物を周り込みやすく、電波を届けやすいという性質を持ちます。
このようにプラチナバンドの周波数帯は5Gなどの高帯域の周波数に比べて電波の波長が長いため、障害物があっても周り込みしやすく、安定して通信しやすい周波数帯であることから、「携帯電話利用で価値の高い周波数帯」として「プラチナバンド」と呼ばれるようになりました。
先に結論を述べますと、プラチナバンドは周波数帯の通称で、5Gは通信規格の名称ですから、並列の存在ではなく、
5Gで活用している周波数帯のひとつがプラチナバンドという関係性です。
5Gは当初、28GHzのミリ波や3〜4GHz付近のSub6という高周波数帯を中心に、高速・大容量・低遅延・多接続という特徴を持つサービスとして開始しましたが、その周波数帯の電波の特性から、通信エリアを広げにくいという課題がありました。その課題を解決するため、各通信会社では、プラチナバンドなど、これまで4Gで活用してきた周波数帯を5Gに転用すること (NR化) で、5Gのエリアを広げつつ、高周波数帯とあわせバランスよく配置することで、5Gとして快適に使える通信速度とエリアの両立を図りました。
KDDIでも、5G導入期では4G転用周波数による5Gエリアの面拡大と屋内環境の強化を先行し、普及期に入った段階で、Sub6の周波数帯を拡大し、大容量・高速通信できるエリアを広げてきました。プラチナバンドなどの4G周波数帯を利用した5Gエリアの課題は、規格こそ5Gであるため低遅延という性質ではあるものの、データ通信速度は4Gの速度だということです。
そのため、5Gエリアの品質を上げるには、高速で大容量通信という特性を持ちながら、比較的広いエリアをカバーできるSub6帯 (4.5〜3.7GHz) の通信エリア拡大が、鍵を握るといわれています。
このSub6エリアの拡大については、KDDIでは他社に先駆け、2024年春には業界No.1 (注2) となるSub6基地局数約3.9万局を展開。
特にお客さまの生活動線となる鉄道路線や商業地域において重点的なエリア整備を実施してきた結果、2024年5月末時点で、Sub6が利用できるエリアは、鉄道612駅と商業地域363スポットまで拡大しています。
各基地局の出力を最大約100倍程度まで増幅した結果、Sub6エリアについては、全国では1.5倍 (注3)、特に関東では2.8倍 (注4) まで拡大し、通信速度とエリアの広さを両立。このSub6電波を用いた通信では、約6割が下り200Mbps以上の高速通信を実現 (注5) していますので、プラチナバンドなどの4G周波数帯を利用した5Gエリア (NR化) に比べて格段に早い通信速度を実現しています。
もちろん、大きなエリアの対策だけでなく、身近な電波問題の対策も行っています。
KDDIでは、自宅や勤務先などの電波のお困りごとに対し、要望が寄せられてから24時間以内に電波サポーターから対策案をご案内する「電波サポート24」を実施しています。
すでに10年以上続けているこちらのサービスでは、具体的な改善方法として、申込者のインターネット回線を利用した宅内向け小型基地局の「auフェムトセル」の設置や、屋外の良好な電波を引き込み増幅させる「auレピータ」の設置など、現在の電波状況に応じた解決策をご提案することで、日常での“つながらない”をなくす活動を続けています。
いまや生活必需品にもなっている携帯電話。信頼性の高い通信環境を提供することは、生活やビジネスを支える上で最重要の取り組みと考え、
今後もKDDIはどんな場所でも携帯電話が快適につながるよう、取り組みを続けてまいります。
今後、法人携帯導入の際は、ぜひauをご検討ください。
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