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まずはあらためて電波法改正の内容を見ていきましょう。今回の電波法の改正の目的は、電波は限られた資源であることから、5GやIoTなどの拡大する需要に対応できるよう、古い技術に割り当てられていた帯域を整理し、新しい技術に対応する形で再分配することです。
その整理として、一部のトランシーバーやPHSの周波数が使用できなくなりました。これらの機器を使用し続けた場合は、違法通信として罰則の対象になる可能性があるため、速やかな移行が求められています。
では、移行先としてどのような手段が考えられるでしょうか。有力な候補として挙がるのが、現代のビジネスで広く活用されているスマートフォンです。実際にスマートフォンをトランシーバーやPHSの代替手段として利用する場合にはどのようなメリットと注意点があるのか、詳しく見ていきましょう。
また、主に事務所やオフィスなど屋内中心とはなりますが、屋外でもWi-Fiなどインターネットにつながる環境があれば、クラウドPBXとの連携によるスマホの内線化も可能です。
クラウドPBXは、従来のPBX (Private Branch Exchange=構内交換機) をインターネットを通じてクラウドで提供するシステムで、物理的な交換機を必要とせず、固定電話のような内線機能をスマートフォンで利用することができます。
クラウドPBXのメリットとしては、インターネットにつながる環境があれば、オフィス内外を問わず外出中でもスマホ同士で内線で連絡が取れるようになり、トランシーバーやPHSでは利用できなかった通話履歴の確認やボイスメール、転送機能、通話録音など、ビジネスシーンにあると便利な機能が活用できるようになることです。
注意点としては、スマホの料金とは別にクラウドPBXの利用料金が必要になることに併せ、光回線やWi-Fiなどのインターネットに安定して接続できる環境が必要なことです。そのため、基本的には屋内利用を想定したサービスですが、Wi-Fiやモバイル通信など、ネットにつながる環境さえ用意できれば、イベント会場や工事現場の事務所周辺など、屋外でも利用することができます。
トランシーバーやPHSの利用停止は大きな変化ですが、それを新しい通信手段への移行の好機ととらえることで、業務や日常の連携をより豊かなものに変更することも可能です。時代の変化に対応しつつ、よりよい環境を構築するために、ぜひ参考になさってください。
ほかにも、トランシーバーやPHSに代わる屋内環境整備のご相談や、会社携帯やクラウドPBXの導入にあたっての確認事項や具体的な相談などございましたら、お気軽にKDDIにお問い合わせください。通信のプロとして、長年数多くのサービスを提供してきたノウハウを基に、貴社に最適なサービスをご提案いたします。