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※ 記事制作時の情報です。
「生成AI」とは、テキストや画像などを生成する人工知能のことで、ChatGPTや Google Gemini 、「Microsoft Copilot」などが代表的です。このAIに何かをお願いするときには、「プロンプト」と呼ばれる指示文を入力します。たとえば「この文章を要約して」「今日やるべき仕事をリストアップして」などと伝えると、AIがそれに応じたアウトプットを返すというものです。
では、具体的にどのようなプロンプトを使うとよいのか、具体例を見ていきましょう。
連休明けの「どのメールから確認すればよいか」という判断すら面倒な朝には、AIに未読内容をざっと見せて、まずは最初にどのメールから読めばよいかを整理してもらいましょう。
プロンプト例 | 未読メールを重要度順に分類し、それぞれの要点を100文字以内でまとめてください。 |
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[優先度の高い差出人名] からのメールで、緊急性の高いもの、返信が必要なもの、情報共有のみのものをリストアップしてください。 | |
以下の未読メールを分析し、私が今日中に返信または対応する必要がある項目を抜き出してください。それぞれの項目について、どの差出人からの連絡か、内容の要点、そしてどのようなアクションが必要かを簡潔にまとめてください。 |
チャット文化が活発な会社ほど、連休明けの情報量は膨大です。
まずは「自分に関係がある話」だけを教えてもらい、そのあとで全体を把握していきましょう。
プロンプト例 | このチャット内で、急を要する内容を上から順に並べてください。 その理由も一言添えてください。 |
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このチャット履歴から、自分が対応すべきタスクや質問を抽出してください。 | |
[プロジェクト名] に関するチャットで、[休んでいた日付から日付まで] に決定した事項や共有された資料をまとめてください。 |
自分が出席していない会議ほど「流し読み」したくなるもの。
AIに要点を抜き出してもらうと、読むハードルもグッと下がります。
プロンプト例 | 以下の議事録を読み、決定事項、懸案事項、次アクションをそれぞれ箇条書きでまとめてください。 |
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[特定の議題] に関する会議で、連休中にどのような議論がなされ、結論はどうなりましたか? 500字以内で要約してください。 |
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この議事録から、私が担当すべきタスクと期限を抽出してください。 |
休み明けは、まだ判断力のエンジンがかかっていないことも。
優先順位を一緒に考えてくれたり、判断材料になるものを集めてくれるAIがあるだけでも思考が整理され、迷いは小さくなります。
プロンプト例 | 以下の2つの選択肢で迷っています。業務効率・インパクト・リスクの観点で比較し、推奨案を示してください。 |
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以下の状況 (詳細を記述) において、考えられるメリットとデメリットをそれぞれ洗い出し、最適な選択肢を複数提案してください。 | |
過去の顧客対応履歴を参照し、お客様に対する最適な回答例を複数提案してください。 |
たくさんあるタスクの中から、どれに着手したらよいのか。
優先順位を一緒に考えてくれるAIがあるだけで、ずいぶん助かります。
何から手をつけるかさえ決まれば、あとは自然と身体が動いてくるものです。
プロンプト例 | 以下のタスク一覧から、今日中に対応すべきものを3つ選んでください。理由と所要時間の目安も記載してください。 |
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[プロジェクト名] において、連休明けの今日、私が最優先で取り組むべきタスクを教えてください。 プロジェクトの全体目標と現状を踏まえ、具体的なアクションプランを提案してください。 |
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連休明けの今日、スムーズに仕事モードに入るために、まずは15分程度で完了できるウォーミングアップタスクを3つ提案してください。 例えば、情報収集、簡単なメール返信、資料の確認など、頭の慣らし運転になるようなものが良いです。 |
連休明けのぼんやりモードは、誰にでもあるものです。そんなときこそ生成AIの力を借りて「考える前の準備」を整えるのが、現代のスマートな働き方です。自分ですべてをやろうとせず、脳への負担を軽減し、いつもどおりに動ける自分への第一歩として生成AIを活用してみてはいかがでしょうか。
KDDIでは、ほかにもビジネスシーンで便利な生成AIの活用方法などをご紹介していますので、こちらもぜひご参考ください。
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