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IPsec
読み方 : アイピーセック、インターネット・プロトコル・セキュリティ
正式名称 : Internet Protocol Security
Internet Protocol Securityとは
IPsecとはInternet Protocol Securityの略で、ネットワーク上で安全な接続をするためのプロトコルです。データを暗号化することで情報漏洩や改ざんを防止します。暗号化により、通信内容などを盗聴された場合でも、その内容を閲覧することはできません。
主に企業のインターネットVPNの構築や、リモートからの社内ネットワークへアクセスする際に利用され、不正アクセスや漏えいリスクを低減します。
IPsecは、OSI参照モデルの下位層であるネットワーク層で暗号化を行うため、その上位層のアプリケーション層が暗号化に対応していなくても、安全に通信を行うことができます。
様々なプロトコルが使用されており、パケット改ざんを防ぐための認証を行うプロトコル「AH」、データを暗号化と認証をするプロトコル「ESP」、暗号鍵の安全な交換を行うプロトコル「IKE」などがあります。また、動作方法には、データ部分のみを暗号化するトランスポートモード、ヘッダとデータの両方を暗号化するトンネルモードがあります。
関連用語
