2022年8月31日から、複数のクラウドサービス間でのデータ共用により企業のマルチクラウド活用を支援するクラウドストレージサービス「Zadara Cloud Storage」西日本サイトを提供開始します。
既に提供済みの東日本サイトとあわせて本サービスをリモートミラーリングすることでストレージを地理的冗長化し、災害や障害時に備えたDR対策・BCP対策を実現します。
詳しくは以下をご参照ください。
Zadara Cloud Storageでは、スナップショットをオブジェクトストレージへバックアップする際に、転送したデータ容量に対する料金として1GB当たり税込5.72円を請求しておりましたが、2022年3月1日ご利用分から無償となります。
いままでオブジェクトストレージへデータを書き込む際に増分となる容量を予測することが難しく、月額料金の総額予測にも影響しておりました。これを無償とすることで設計・設定以外の料金の変動要因がなくなり、予測が可能となります。
バックアップの回数を増やすことをためらわれていたお客さまに置かれましても、今後はお気軽にバックアップを実施いただけます。
今般バージョンアップを行い、新機能 (自動階層化・ファイルライフサイクル)についてご利用いただけるメニューが追加されます。
KDDI Wide Area Virtual Switch / 2 (以下WVS) 直結でご利用可能なフルマネージドのマルチクラウドストレージサービスです。
クラウドストレージの柔軟性と、オンプレミスの専有性の双方を兼ね備え、オンプレミス、クラウドに関わらずお客さまが抱えるストレージに関する課題の解決に貢献します。
データの実績に応じて容量追加、利用した容量に応じてお支払いが可能です。
従来のような将来のデータ容量を予測してストレージに投資する必要がなく、利用した分だけの料金をオンデマンドでお支払いいただくことで、不要な出費を防ぎます。
物理ディスクはユーザーごとの専有ディスクになります。
またディスク自体の暗号鍵をお客さまに設定いただくことで、よりセキュアにデータを保存することも可能です。
ご利用終了後にはディスクシュレッド機能※を利用することで、お客さまがご自身でディスク内のデータを削除した上でリソースを解放していただけます。これにより、運用から削除まで安心してご利用いただけます。
複数プロトコル対応により、これまで個別に設計・実装していたストレージのデータを集約することで、データの集中管理・運用が可能となります。また、ストレージ自体フルマネージドでのご提供となり、管理者は煩雑なストレージ装置の運用から解放されます。
全てのデータを単一のサービスに保存。任意のデータタイプ、プロトコルでご利用が可能です。
ブロックストレージ | ファイルストレージ | オブジェクトストレージ | |
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対応プロトコル | iSCSI | NFS・CIFS・ SMB | Swift・S3 |
特長 | データ保護機能(ポリシーベースのスナップショットなど) ボリュームマイグレーション シン・プロビジョニング |
AD連携 クオータ機能 VSS対応 |
専有リソースでのオブジェクトストレージ提供 PBの容量に対応可能 |
ウェブベースの管理インターフェースを通じて、ストレージシステム全体を制御します。
ダッシュボードによるパフォーマンスの可視化や、必要に応じたストレージの容量追加または削減ができます。
また、自動アラート機能、手動およびポリシーに沿って動作するデータ保護機能によりストレージの異常を見落とすことなく管理することが可能です。
データを暗号化して保存できます。暗号鍵はお客さまによって生成・管理することができ、保存データをお客さま以外によるアクセスから保護します。
24時間365日、リアルタイム運用とサポートで99.99%の稼働率を保証。
ハードウェアのEOL対応やソフトウェアのパッチ適用・アップデートは、お客さまの業務に影響を及ぼすことなく実施します。
東日本サイトに加えて新たに西日本サイトを増設し、2箇所より提供を開始いたしました。
東日本サイトと西日本サイトの提供内容はほぼ同様(注1) のため、お客さまのご都合によりご利用場所を選択いただけるようになります(注2)。
■ 西日本サイトの利用によるDRの実現
東西サイトを両方ご利用いただく場合には、VPSAストレージアレイのリモートミラーリング機能による国内東西を跨いだディザスタリカバリソリューションを実現できます。ミラーリング用回線も無償でご利用いただけます(注3)。
KDDI 法人営業担当者が、導入へのご相談やお見積もりをいたします。
何かご不明な点があればお気軽にお問い合わせください。